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「繊研新聞」掲載記事からネット関連記事の一部を掲載します。文頭の日付は掲載日です。
2003年7月の主なネット関連記事
2003/07/30
小企業のネット利用・開設増加 国民生活金融公庫調査 HP活用企業ほど業績効果
企業のインターネットの利用は、ホームページ活用に積極的な企業ほど業績にプラスの効果が大きいことが国民生活金融公庫の調査で分かった。同公庫が小企業(製造業で30人未満)約1万社(有効回答60・1%)を対象に実施した調査結果である。
同調査によると、インターネットや電子メールの利用が「効果があった」という企業は62・4%と多いが、ホームページの開設状況により格差があることも分かった。インターネット利用では「売り上げ・受注が増加した」と回答した企業は、「ホームページを自社開設し、他社登録もしている」企業が40・8%と最も多く、「ホームページを自社開設」は30・9%、「ホームページを開設も登録もしていない」は4・9%にとどまっている。「商圏が拡大」についても同様の傾向が表れている。
ただし、インターネットを利用している小企業は42・4%、ホームページの開設は同16・0%。前回01年の調査比ではそれぞれ15・5ポイント増、5・4ポイントと増えてはいる。しかし、調査従業員100人以上の企業のインターネット利用は96・1%、ホームページ開設は80・0%(02年総務省)で、小企業との格差は大きい。
2003/07/24
【無店舗販売】 ネット通販順調に拡大 千趣会、ニッセンが2強 ケータイからの受注急増 各社、コンテンツ充実強める
大手通販各社はカタログを中核に据えながらネット通販に取り組んできた。最近はパソコンの普及に加えケータイサイトも普及し、ビジネスチャンスは大きく拡大している。通信の大容量化も追い風になりネット通販はますます増加する勢いだ。しかし競争も激しく、顧客を引き付けるサイト構築のための技術と工夫、マーケティング力が問われている。そこで、通販大手・中堅のネット通販の現況を追ってみた。
ブロードバンドへ 千趣会
千趣会の03年度ネット通販売り上げ目標は240億円。02年度実績160億円のちょうど50%アップだ。今年上半期は予想以上にネット利用客が増え、ネット会員は目標の200万人(前年度末は134万人)に対し170万人を超えた。従来はカタログ顧客からのアクセスが圧倒的だったが、ネット上から同社サイトへのアクセスが増加しており、顧客がパソコンやネット通販に習熟してきたためと見ている。この結果、上半期の売上高は計画どおりだった。ネット独自商品の販売にも力を入れており、4月に発売した「みんなのトートーバッグ」「みんなでつくろうビーズクッション」は大ヒット商品となった。
ブロードバンドの効用についてはいろいろ考えられるが、同社は来年が「ブロードバンド元年」ととらえている。今はまだコンテンツやツールがブロードバンドに対応できていないからだ。動画、商品画像のポップアップなど様々な工夫が考えられている。コンテンツが充実すればネット上からのアクセスがさらに増えるはずで、ネット売上高の増加だけでなく新規顧客の開拓にもつながると期待している。
ネット通販の運営はカタログとの連動を基本としており、ネットで日々のトピック、イベントなどの情報を提供して毎日アクセスしたくなるサイトをつくり、カタログの顧客増に結び付けたいとしている。「カタログはプッシュ型で、顧客に商品を気づかせるいきかた、ネットはプル型で目的買いへの対応がポイント」と位置付けている。クリック回数を減らす工夫をし、見やすく買いやすいサイトづくりが課題だ。
ケータイサイトによる売上高はネット通販全体の20%程度。90%以上が女性顧客で、カタログ顧客より年齢は2歳ほど若い。現在は注文ツールとして利用されているが、今後はケータイ向け商品(ブランドグッズなど)やケータイ向けコンテンツ開発にも取り組む。
通販事業の17% ニッセン
ニッセンは、パソコンや携帯電話を利用するオンライン会員数が5月末で150万人を突破、6月中間決算のインターネット売り上げが通販事業の17%を占めるまでに拡大した。今年度末には、会員数で年初計画を20万人上回る200万人、売上高は220億円を超えるという予想だ。
同社は、ネット事業をカタログ通販の一部門と位置付けており、独立事業部門として扱っていない。ネット顧客の大半はカタログから派生しているが、ネットだけの顧客もいる。そうした顧客をカタログ販売に結び付けるのはマーケティング本部の役割で、ネット上の商品開発は商品開発部門が担っている。インターネット事業推進本部は、ネットにかかわるすべて事項で各部門をサポートするという組織だ。それが奏功したのか、ネットによる売上高は急激に伸びて業績に貢献するようになった。ネット販売が1%向上するだけで、数億円のコスト削減につながるから、利益貢献度は大きい。
通信のブロードバンド化や携帯機器の多機能化に伴い、ネット市場はさらに拡大すると見ている。携帯電話からの受注も急速に増加しており、今後は携帯電話向けにクリック回数をできるだけ減らしたり、小さな画面でもはっきり見えるようにするなど、独自のコンテンツ開発や独自商品の開発に取り組む。
今期ばん回めざす セシール
セシールの今年上半期のネット通販売上高は55億3000万円で、前年より増加したものの年間計画の150億円からするとやや伸びが足らなかった。ネット会員は6月末で96万人で、これも年度目標150万人の達成には厳しい状況。ただ、カタログ売り上げの低調に比べるとネットは増勢を維持しており、ネットの好調さを裏付けている。売り上げの80%はカタログ保有者からの注文、20%がネット上からのアクセスとなっている。
ケータイサイトからの受注はネット売上高全体の12%とやや低い。自社サイトの開設が今年4月だったことが影響しており、今後は増加すると見ている。
同社はこれまでずっとネット売上高を伸ばしてきたが、02年度は伸びが鈍化したため千趣会、ニッセンとの差が目立つようになった。これは、02年度の営業政策として、効率を重視して売上高より利益確保を優先したことによる。今期は販促に力を入れて一気にばん回する構えだが、苦しさは否めない。ネットへの商品掲載がカタログ配布時期とずれるなどシステム上の改善課題を抱えており、ブロードバンドへの対応も含め新たな構築をめざす構えだ。
扱い品目増やす フジサンケイリビングサービス
フジサンケイリビングサービスのネット通販売上高は03年3月期で35億円、今期は50億円台を見込んでいる。同社のネット通販の取り組みは、99年4月にインターネット部を設置、00年9月に自社サーバーを立ち上げて本格化した。急速に伸びてはいるが、大手に比べると規模はまだ小さい。商品はカタログ掲載品が主体で、ネット独自商品を開発するより「ワンソース・マルチユース」でという考え方だ。
ネット通販への基本スタンスは(1)24時間対応の受注ツール(2)既存媒体との相互補完効果(3)新規顧客獲得(4)顧客との機敏な相互交流が可能――などの機能を重視している。携帯電話についても基本的に同じで、すでにアイモード、イージーウェブ、ジェイスカイに自社サイトを開設している。しかし、扱い品目が少なく、受注ツールとしての使われ方が多い。今後アイテムを増やして補強していく。
ネット通販拡大のため、今後はネット独自情報の提供を増やし、動画情報を含めた新しい提供方法を追求する構えだ。新しいデジタルカタログを研究中で、来年にもテストに取り掛かる。これに並行して、マーケティング感覚をもった人材の育成・確保にも力を入れる。
ブランド力生かす シムリー
シムリーはカタログに次いで、店舗とネット通販を基幹事業に育成する戦略を打ち出している。カタログで培ったブランド力を活用して事業を多角化しようというもので店舗事業は「イマージュショップ」の名称でインナー専門店を出している。01年に1号店を設け、現在は関東、関西、広島に12店舗を展開、今年度中に30店舗、3年後には100店舗・売上高80億円を目指す計画だ。
ネット通販は02年度に本格化したばかりで、同年度の売上高は20億円。03年度は30億円の見込みで、04年度は40億円をめざす。商品はすべてカタログ掲載品。
携帯電話についてもネット通販と同様に取り組んでおり、主要ケータイサイトに自社サイトを開設、売上高はネット売り上げの25%に達している。
前期は9.4%増に ムトウ
ムトウはネット通販を戦略媒体と位置付け、積極拡大を目指している。03年3月期の売上高は17億5000万円で前期比9・4%増。今期も増加する見通しだが、数値は公表していない。
ブロードバンド化に対応したコンテンツの充実が課題としている。
デジタルカタログ 住商オットー
住商オットーは今期のネット通販売上高を18億円と見込んでいる。前期は12億円で2倍に伸ばした。全売上高に占める割合は今上半期実績で6%になった。当面10%台乗せが目標だが、ネット独自の商品はない。売上高の70%がカタログ顧客からの受注で、受注ツールとして使われている。今後の拡大のポイントはコンテンツやサイトの差別化。その一環としてブロードバンドの普及を背景に、デジタルカタログの実現を目指す。
ケータイ通販は00年から開始しており、自社サイトはiモードなど三つに開設、カタログ商品を掲載するほか2週に1度、約10万人にeメールでニュースレターを流している。
2003/07/24
【無店舗販売】 所帯普及率、48%に ブロードバンド利用加速 「ネット白書2003」より
日本のインターネット人口は5645万3000人、ブロードバンド利用者は39・3%、所帯普及率は48%、所帯浸透率は73%。インプレスが発表した「インターネット白書2003」(財団法人インターネット協会監修)によると、日本のインターネットは急速に普及して、ブロードバンドも5軒に2軒の割合で利用していることが分かった。調査は今年2月から5月に実施したもので、対象は一般所帯と個人及び企業のシステムマネジャー。概要を紹介する。
インターネット利用者5645万3000人は2月時点の数字で、年末には6100万人を超えると予測している。ほぼ2人に1人が利用することになる。00年末に比べると、ちょうど2倍だ。
所帯普及率は、昨年調査では自宅の機器から接続している割合で40%だったから、8ポイント強の増加でほぼ半数を占めるようになった。所帯浸透率は職場、自宅にかかわらず何らかの形でインターネットを利用する人がいる所帯数を表したもので、昨年より11ポイントも増加した。
ブロードバンドの利用者が著しく増加したが、個人の接続方法で最も多かったのはADSLで61・9%、次いでCATVの15・6%。光ファイバーは4・7%に過ぎなかった。ADSLの事業者はNTTとヤフーBBがそれぞれ30%台で断トツだった。
2003/07/24
【無店舗販売・ミニパック】 経営者スカウトプロジェクト
シムリーはアクシアム(本社東京)と共同で新たな起業・経営者の発掘をめざして「経営者スカウトプロジェクト」を進める。アクシアムが運営するサイト「新展地」(http://www.shintenchi.com)で、新規事業のアイデアを募集し、所定の審査を通過したアイデアの実現をシムリーがサポートする。その経営の推進には、応募者自身に参画してもらう。
2003/07/19
育休支援プログラム 「ウィウィ」を導入 帝人
帝人はこのほど、同社グループの育児休業者を支援するインターネットプログラム「ウィウィ」を導入した。
産前産後休、育児休職期間の社員が対象で、職場復帰に向けて、ビジネススキルなどのオンライン講座を開設。育児生活に役立つ情報のほか、休業者同士や会社とのやりとりができるメール機能もある。
帝人クリエイティブスタッフの女性活躍推進室が担当する。ウィウィは資生堂が開発し、企業向けに販売している。
2003/07/19
経済省 ネットEDI標準化報告書 新規メッセージ開発
経済産業省はこのほど、02年度事業として実施した「流通業における電子商取引標準化調査研究」の報告書を発表した。
00年度から実施している次世代インターネット言語XMLを用いたEDI(電子データ交換)の標準メッセージの開発と通信手順に関する調査分析事業の一環。
02年度はPOS売り上げ、在庫、請求、支払い案内、特売企画の五つのメッセージなどを開発した。03年度からは3カ年計画で、これまでに開発されたメッセージを利用した流通SCM(サプライチェーン・マネジメント)のための情報共有基盤を構築する。03年度はその仕様を検討し、04年度には実証実験を予定している。
この調査研究事業は流通開発システムセンターが受託し、流通業の効率化のためSCMを可能にする情報基盤整備の一環として、インターネットによる情報交換の規格を定めた。相対的にIT(情報技術)化が進み、流通が複雑でない加工食品と日用雑貨を対象に、流通標準EDIメッセージ「JEDICOS」をベースに、XML―EDIの国際標準仕様(ebXML)を考慮し、標準メッセージを開発した。00年度には標準メッセージを試作し、01年度に商品マスター、発注データ、入荷予定データの三つを開発している。すでに、日本チェーンストア協会が、チェーンストアのEDIメッセージの交換方式として推奨することを決め、発表している。
今年度からは「サプライチェーン全体最適化基盤整備事業」で、製造業、卸売業、小売業がインターネットを利用し、取引業務を行うための共通プラットフォームを開発する。これまでに開発したXML―EDIメッセージを利用するとともに、必要な新規の標準メッセージも開発する。
04年度には加工食品・日用雑貨を対象に量販店からのデータ提供を受け、メーカー・卸・小売りの間でデータ交換する実証実験を実施する予定である。技術の進展も見ながら量販店が扱う他の商品分野への活用を考えており、衣料品も視野に入っている。
情報基盤の整備だけでなく、業務手順の標準化などの大きな課題も調査研究の対象にのぼることも予想される。
2003/07/19
「イッセイ・ミヤケ・バイ・ナオキ・タキザワ」のウェブサイト 最新技術で実験的画像
「イッセイ・ミヤケ・バイ・ナオキ・タキザワ」の公式ウェブサイトが話題を呼んでいる。思いも寄らない動きをする画像、タイミングを合わせないとたどり着けないページ。最新技術を使った実験的な画像で目を楽しませる。クリエーターの間で評価が高まり、昨年、フランスの「ベスト・ウェブ・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
コレクションのイメージやコンセプトをウェブサイトでも表現しようと、ウェブデザイナーのエッティエンヌ・ミヌールを起用して01年春夏シーズンからスタートした。このほど立ち上げた03~04年秋冬のページ=写真=は、1~2週間に1回のペースでアップデートし、9月に完成する。物語を読むようにコレクションを見せていく。
9月にはロンドンのデザインミュージアム、12月にはパリのポンピドーセンターの展覧会に出展する。 アドレスは www.isseymiyake.com
2003/07/18
プライムゲート 中小小売業をネット化 IFFでシステム実演 商品調達支援
プライムゲート(本社東京、堀内隆史社長)は9月から、中堅・中小小売業向けの商品・情報調達支援サービス「プライムゲート・グローバル・ダイレクト・リテール・ネットワーク」を立ち上げる。売れ筋に合わせて高品質、短納期、低コストで様々な商品を仕入れることができる全国小売店用のネットワーク。23~25日に開催されるIFF(インターナショナル・ファッション・フェア)で初めての実演を行った後で、同ネットワークシステムの会員募集(www.primegate―jp.com/)を始める予定。
同社はアパレルの企画・製造・卸売り販売や国内外デザイナーの販売エージェント業務を行っており、今回のサービスは新規事業となる。
このネットワークのねらいは、今まで1店舗ではできなかった「売れる店舗作り」を支援する仕組みの提案にある。独自のインターネットシステムを開発することで情報と商品を直結させ、新しい仕入れ環境、製造・企画、MDの仕組みを構築した。
eマーケットプレイスをインフラに中小小売業をネットワーク化し、同社が培ってきた国内外の生産ノウハウや、契約締結先の海外調達機能を活用しながら、MD、オペレーション、販促、経営支援まで多角的な事業展開を行う。
インターネットの活用と工場直仕入れでコストダウンを図り、大手小売店の自主開発商品と同様の価格を実現する。火曜日発注で木曜日納品も可能になる。不透明な中間マージンも削減し、各小売店の小ロット発注をまとめることで不必要な在庫をなくす。
具体的なサービス機能は(1)トレンドや売れ筋、新進デザイナーの紹介など、情報と商品がリンクしたナビゲーション「リアルトレンドナビ」(2)これから仕入れたいモノ、今すぐ欲しいモノ、期末バーゲンに合わせたセール品と、仕入れの三つの時間軸に合わせた商品調達「トレンドゲート、スピードゲート、ヴァリューゲート」(3)国内外工場(現在は50工場)からの直接仕入れや、プライムゲートお薦めの定番品の提供、共同開発などの「プライムセレクト、プライム企画」(4)簡単で安心できる決済システム(前払いの必要がなく、最長2カ月の支払いスキップも可能)など。
リアルトレンドナビは大手情報会社と提携して情報提供を行う。プライムセレクトには販売代行機能もある。アパレル企業は販売業務のアウトソーシングにより営業費の削減、代金回収、請求業務の簡素化を実現できる利点がある。プライム企画では、雑誌メディアとのタイアップによるオリジナル商品の企画や共同販促もできる。
インターネットによるオンライン受発注、MD管理、リアルタイム情報提供も行う。価格閲覧サービス、リアルタイム在庫管理、発注スケジュール管理、発注ラインシート管理、発注書/発注履歴管理、価格シミュレーションも可能だ。
入会金は3万円、会費は月1万円。2年後の目標は会員2万店、商品点数5万~6万点、事業規模40億円(卸売りベース)。
堀内社長は「店舗を通じて消費者の需要を吸収し、Web―EDI(電子データ交換)により日本一のバリューチェーンシステムを確立したい。アパレル業界の第3次流通革命につながるだろう」と話している。
2003/07/17
〈新興〉 デイリーピンク「ほしい服プロジェクト」 不満、要望もとに商品化 楽天インフォシークと組み ネットで3000人に聞く
企画・プロデュース業のデイリーピンク(本社東京、山野目敬社長)はこのほど、楽天グループのインターネット総合検索サービス、インフォシークで、消費者がほしい服をインターネットで聞き商品化する「ほしい服プロジェクト」を立ち上げた。OL・キャリアを対象に、アンケートやオフライン会などで意見を集めて、商品を開発し、オンラインショップ「ホシイフク」で「アラモードピンク」ブランドとして販売する。初年度3億6000万円の売り上げを見込む。今月末から三越でも販売する。
同プロジェクトは、女性を対象に「どんなデザインのシャツがほしいですか」「ほしいカラーは」などをアンケートで問い、その結果を基に商品開発していくというもの。シャツ、ジャケット、バッグなどシンプルな通勤着アイテムが中心で、女性が持つ不満や要望を吸い上げ、素材開発し、パターンを決めていく。オフライン会のリポートもリンクさせ、メンバーの募集も行うなど、消費者が商品開発に参加できる仕組みになっている。
先行して今年4月から、ジービーネクサイト運営の女性サイト「アットウーマン」で、「ホシイフク・ドット・コム」を立ち上げ、同様の商品開発、販売を行っている。インターネットを利用する女性が増え、「アンケートが取りやすい」ことや、これまで培ってきたマーケティング力が生きて、「十分な手応えをつかんでいる」(山野目社長)という。現在、アンケートに答える会員は3000人以上で、「予想以上のペースで拡大している」。4月65万円、5月75万円、6月170万円と売り上げを伸ばし、7月は300万円、初年度は1億2000万円を見込んでいる。
続いて、男性を対象にしたプロジェクトも視野に入れ、インターネットをツールとしたファッション関連のビジネスを広げていく考えだ。
今月末から三越の平場「マイスタイル365」の13店に卸販売する。
2003/07/16
ネットでデザイン公募し製品化 五泉ニット工協組
五泉ニット工業協同組合は、インターネットを使いニットのデザイン画のコンテストを行っている。優秀作品を商品化し、広尾と五泉のアンテナショップで販売する。
6月16日から今月4日にかけて、03~04年秋冬向けの「お母さんが50歳になったら着てもらいたい」ニットのデザイン画を一般公募したところ、271点が集まった。21日までの一般投票で30点を選び、製品化する。最終的に人気のあるものを量産し、販売する予定。
同組合がコンテストを行うのは3回目。消費者の声を反映したニット製品作りを目指している。
2003/07/16
知的財産権のホームページ 大阪地裁 リアルタイムに情報提供
「知的財産権に関する最新の情報をリアルタイムにお届けする」。大阪地裁第21民事部(知的財産権専門部)がホームページを開設した。知的財産がますます重要性を増しており、制度面でも内容面でも、充実度が求められていることに対応したもの。
ホームページ(http://www.courts.go.jp/osaka/)の内容は、知的財産権に関する訴訟の今と昔、判決の一覧、最新の訴訟動向、見たい知りたい知的財産専門部、知的財産クイズなど。これまで雑誌などで裁判所の知的財産訴訟への取り組みを発表していたが、「ホームページを使うことで迅速、かつ積極的に情報提供を行っていく」(小松一雄裁判長)という。
2003/07/15
〈新興〉 日独の感性と機能性加えたストリートブランドを発信 アリストトリスト 卸、ライセンス拡大 ファンと情報交換決め手
アパレルメーカーのアリストトリスト(東京、マルティーナ・チョーノ代表、電話03・5724・7244)が運営する東京・恵比寿の直営店「アリストトリスト・セクター・ツヴァイ」が面白い。ドイツの機能美と日本のストリート感覚を融合したオリジナルブランド「アリストトリスト」は顧客との情報交換を重視し、今春からレディスを本格化。秋冬に向けて卸とライセンス分野で事業領域を拡大し、04年には欧州にも出店する計画だ。
アリストトリストの歩みは、プロレスラー、蝶野正洋選手とともにある。デザイナー兼代表を務めるマルティーナ・チョーノさんは蝶野選手の夫人。蝶野選手のコーディネーターとして自らミシンを使ってリング用コスチュームを制作していたことから枠を広げ、7年前にアリストトリストを設立した。
「性別や年齢に縛られず、素材や制作過程などアパレルとして徹底的に物作りにこだわりたい」(プレス担当の佐藤守孝氏)との思いから、高品質のアリストトリストとともに、スタイリッシュなスポーツライン「マッシヴセカンド」を企画。“フューチュリスティック”(近未来的)なデザインと蝶野選手による露出効果で、年商は約3億円となった。
今春夏物では、洗濯の際に斜行しにくく耐久性がある独自の「SZ天じく」を使ったTシャツや、バック裾部分に黒と白のオーガンディを重ねた七分丈パンツのほか、20代後半の女性をターゲットとしたレディスを本格化した。月に30型ペースで新商品を入れ替え、「熱狂的なフォロワー(まねる人)とともに、敏感なストリートの消費者を刺激する」(稲毛敏之店長)考えだ。
面白さの一つは、製品とともに店舗やホームページ(www.aristrist.com)を通じた顧客との情報交換にもある。登録メンバー制のインターネット通信販売や、蝶野選手が参加するイベント企画やキャンペーンの開催。レディスも、「かねてからカップルの消費者から要望が高かったことでスタートした」という。このため、卸(国内6店)及びインターネット通販の売り上げ構成比は30%となっている。
今後、アリストトリストではサングラスやシルバーアクセサリーのほかにライセンス事業を拡大し、卸売り先も広げる。直営店は来年にドイツや英国ロンドンへの出店も予定している。
2003/07/08
ウェブサイト「Sサイズコレクション」 服に続きバッグも開発 小柄な女性の声反映 9月から完全受注生産で
ウェブサイト「Sサイズコレクション」(エスエスシィが運営、 www.s-colle.com )は、小柄な女性に合うサイズ・デザインのオリジナルバッグの開発を始める。バッグデザイナーの中川千恵美さんが協力する。5日に開いたオフ会で要望をまとめ、9月から完全受注生産方式で販売する予定だ。
同サイトは00年12月から随時、Sサイズ女性の要望を反映させた服を開発し、ネット上で限定販売してきたが、雑貨は今回が初めて。キャリア女性の利便性を追求したバッグの開発を行っている中川さんがSコレの活動に共鳴し、全面協力することになった。サイトの伝言板に寄せられた「取っ手が長すぎて手にさげた時に地面についてしまう」「体が小さい人でも似合うB4書類の入るバッグが欲しい」などの声に応える。
主宰者のテラサカサエさんは「(取り組みを通じ)既存バッグメーカーにもSサイズ女性の悩みを知ってもらいたい」。
2003/07/08
京都工芸染匠協同組合 手描き京友禅 ネットで販売
京都工芸染匠協同組合(白木周生理事長)は6月に、インターネットで手描き京友禅のきものを販売するサイト「京友禅染匠きものショップ」(www.sensho.jp)を開設した。生産者が消費者に直接対応する仕組みで、和装業界では新しい試みだ。
染匠とは、18以上に及ぶ京友禅の工程を統括する、京友禅のプロデューサーのことを指す。サイトは、京友禅の販売点数の増加と同時に、消費者との交流を通して顧客ニーズを蓄積・分析し、独自の商品・企画開発に生かすことを目的にしている。
主な販売形態は、染匠のオリジナルきものを出品する「新作コレクション」、入札制による「オークション」、染匠と消費者の直接交渉で好みの1着を作る「オーダーメード」の3形態で、いずれも会員登録が必要。会員には、きもののメンテナンス代の割引、染匠との1対1の専用掲示板、商品案内メールなどが用意される。
支払いや商品の受け取りは、宅配のほか、京都市の染匠会館、東京のジャパンシルクセンター、京都館でも可能。ネット上での決済もできる。窓口となる協力店舗を募集することも検討している。
2003/07/04
シャツ携帯サイト好発進 サイバード「T2GO」 アーティストとの協業商品が好評
サイバード(本社東京、堀主知ロバート社長)の総合Tシャツサイト「T2GO」が「まずは順調な立ち上がり」(伊藤幸師コマース部部長)をみせている。
モバイル・インターネット・ソリューションの最大手とされる同社が、仕組みを構築して小売業に提供したことはあっても、自ら物販に取り組むケースは初めて。
T2GOはインターネット対応の携帯電話を活用した通販サイトで、6月1日にスタート、ムラバヤシケンジ、柳沢智といったアーティストとの協業によるデザイン商品が好評だ。主な客層は20代の若者で、男性6に対して女性4の比率。中心価格は3800円。個性的なデザイン、メッセージ性の強いTシャツが受けている。
近くCDをセットしたTシャツや野外音楽イベントとの共同による新商品も登場する。
2003/07/05
【情報プラザ:募集】
◆「ベビー&キッズ展」の出展者 日本能率協会は、2004年2月12~14日までの3日間、東京ビッグサイトで開催する「ベビー&キッズフェア2004」の出展企業を募集している。待機児童や女性の社会進出を背景に、これからのさらなる改革が期待される「幼稚園・保育施設フェア」、企業・事業所・公共施設・自治体・会議・セミナーなどの場での託児を手助けする「保育・託児サービスコーナー」、育児に携わる親に育児の楽しさを提案し育児を手助けする「パパママの育児ライフスタイル提案コーナー」など。展示にテーマ性を持たせることで、市場に新鮮な情報を発信する。1回目の前回は、14カ国2地域からの海外出展を含む202社、277小間の規模で開催した。企画の詳細はホームページ www.jma.or.jp/BABY/で見られる。(電話)03・3434・1377
2003/07/03
「ペンティーズ」のモデル CDデビュー 興和、活動を支援
興和のガールズブランド「ペンティーズ」のカタログモデル9人が、ユニット名「ナインソウルズ」でCDデビューする。ペンティーズは同ユニットの活動を支援することで、“ダンス&ボイス”のブランドイメージを強める。
ナインソウルズは、芸能界デビューをめざしてダンス・ボーカルスクール「キャレス」に通う女の子9人が結成したユニットで、平均年齢は14歳。キャレスの教育活動の一環として、インディーズレーベル「マスターワークス・レコーズ」からCDを発売することになった。
9人ともペンティーズのカタログモデルであることから、興和がCDジャケットのデザインや衣装を提供する=写真。ホームページ(http://www.pentys.com/9souls)や渋谷109―(2)のショップでユニットの情報を発信する。8月13日に東京のライブハウスで行うCD発売イベントでは、ペンティーズの新作ファッションショーも開催する。
2003/07/02
【人財・ほっとらいん】 海外から研修生募集
ジェトロ(日本貿易振興会)は、2004年度にインターン生受け入れを希望する企業のウェブ上への登録を4日から始めた。ジェトロは、日本企業がそのニーズに応じて優秀な外国人人材を確保・活用していく環境を整備していくため、海外の優秀な学生をインターン生として受け入れ希望企業に紹介する国際インターンシッププログラムを95年から実施しており、これまでに延べ434人を94社に紹介してきた。
ウェブ上のデータベースに登録するだけという簡便な方法で、米国、英国、カナダの約30大学から推薦される理工系を中心とする外国人学生を探すことができる。今回のインターン生受け入れ開始は来年5月以降。期間は3カ月から最長1年
インターン生の受け入れ申し込みは8月末に締め切り、9月にインターン生を募集、10月に応募者受け入れ可否の検討を行って11月に企業へ受け入れ可否の連絡をする。
国際インターンシップのホームページは www.jetro.go.jp/it/j/internship/index.html
2003/07/01
画像付メール 会員に配信 スタイライフ
ファッション衣料・雑貨をインターネット通販するスタイライフ(本社東京、小林好一社長)は、三井物産の電子メールマーケティングサービス「ミームス」を導入した。スタイライフはネット会員14万人のうち、7万人にメールマガジンを配信しているが、ミームスの導入により、商品画像付きのメールが送信可能となった。
メールマガジンの開封率や、掲載した商品に興味を持った会員がどれだけクリックしてくれたかなどのデータ収集・分析もできる。配信効果を検証し、次回に向けての改善に生かせるという。
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