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「繊研新聞」掲載記事からネット関連記事の一部を掲載します。文頭の日付は掲載日です。

2006年9月の主なネット関連記事

2006/09/30
お兄系ネット番組スタート 「あっと驚く」で毎週月曜に生放送 石川せーの社長がパーソナリティー
 携帯モールサイトも現れた“お兄系”マーケット。ネット販売が活発化する一方で、リアルなトレンド情報と販売とのリンクが求められている。そんな中、10月2日からインターネット放送局の「あっと驚く放送局」で、お兄系ブランドを取り上げ、消費者にアピールする生番組が始まる。パソコンとモバイルをつなげる販促番組として注目される。
 番組名は「ヴァンキッシュ石川涼のいっせーの!!」で、毎週月曜日18時から45分間。パーソナリティーは「ヴァンキッシュ」を販売するせーのデザインの石川涼社長と、サンミュージックブレーンの渡部いずみさん。お兄系人気ブランドの社長が語るリアルな情報に加え、ヤングファッション関係のゲストを迎えて、雑誌などでは分からない最新情報を紹介していく。1回目はゲストに“ギャル革命”で有名な藤田志穂さんを招く。
 あっと驚く放送局は会員15万人、番組は約920あり、月260万ビューとなっている。
 番組ホームページはwww.odoroku.tv/variety/ceno/ 石川涼ブログがameblo.jp/ceno-ceo/

2006/09/29
【学ぶ・育てる・未来を見つめて!】 アパレルウェブ社長 千金楽健司(ちぎらけんじ)さん もっと求めたい、ビジネスの感性
 まったくの素人だったIT(情報技術)の世界にアパレル業界から飛び込んだ千金楽健司さん。「勉強は学生時代に限らない。みずみずしい感性で時代の風をとらえれば、やってみたいことはたくさん見つかる」。そんなメッセージを送ってくれる。

――なぜ、この業界に。
 アパレル業界に入ったのは、本当に“偶然”。大学卒業後、仕事を探していたら、家のすぐ近くに中堅のインナーメーカーがあった、それだけ。ところが、入ってみたら面白くて。がむしゃらにやって13年、35歳でその会社の専務になりました。 ○
――アパレルウェブを立ち上げた経緯は。
 インターネットが一般に浸透し始めた98年頃、女性向けホームウエアの自社ブランドを発売しました。その時にインターネット通販という新たな販路に目をつけたんですよ。当時、アパレルの情報を探すのにネットで検索しても、情報はほとんど出てこない。自社ホームページを持っているアパレル企業も少なかった。一方、社会全体の流れとしては、ヤフー上場をはじめ「ITバブル」の波が押し寄せていました。アパレル業界の発展のためには、インターネットを業界に浸透させ、新しい情報・商品流通、人材流通を創り出すしか方法はない! と直感しました。「アパレル版ヤフー」を作ろう、これが動機です。そして00年に会社を設立。サイト運営を始めました。
 でも、最初は苦しい船出。なぜかというと、とにかくアパレル業界のIT化が遅れていたからです。「企業情報を登録しませんか」と営業に行っても、なかなか必要性が理解されません。インターネットをほとんど使ったことがない人も多かったですから。
 しかし、コツコツとサイト運営を徐々に形にしていって、次に「アパレル企業へのウェブマーケティング」、つまり「ウェブを使って売り上げを作る仕組み」を事業化しました。そこで確信したのはウェブのパワー。限られた大企業が莫大なコストをかけて行ってきた作業がウェブですべて可能になり、そこでは企業の規模は問われない。ウェブの可能性に気づき、上手に取り入れた企業が新たに成長していけるのです。
 ここ1、2年、ネットで服が売れるなど、今までない変化が表れ、ようやく新しい時代が到来。アパレルに特化した事業展開は当社の強みになっています。蝶理と一緒にインターネットを使った新しい流通の仕組みをまもなくスタートさせます。

――ITから見た日本のファッションビジネス(FB)。
 一般消費者のファッション感度が高さがよりはっきりしました。アパレルウェブに「ストリートファッションフォト」というコンテンツがあって、ニューヨーク・パリ・ロンドン・東京の4カ所で、消費者の写真を定点観測しているのですが、よく見ると東京が断トツで感度が高いです。半面、日本のファッションブランドが海外に進出できていないことがやはり気になります。高水準の市場で鍛えられた日本のファッションは、本当は自動車やマンガ、ゲームよりも、もっと世界進出できるはずなのに。
 それから、業界全体の体質も問題。全般に新しいものを受け入れるのに時間がかかる。IT業界との対比で痛烈に感じたことです。

――未来の業界人に。
 小さくなったとはいえ、アパレル市場は15兆円。食品業界に並ぶマーケットです。アイデア次第で新しい需要が創造できるビジネスチャンスにあふれる面白い業界。このマーケットを今後、いかに復活させるか。
 「服が好き」「おしゃれな物作りに携わりたい」という学生が、毎年大勢この業界に入ってきますが、“ビジネス的視点で物事を見よう”をまず強調したい。そして“成功企業”の多くがクリエーター性とビジネス性を常に統一している点にぜひ注目してほしい。
 私自身は学生時代、これと言って何もしていませんでした。なので、具体的にアドバイスできることはありませんが、社会人になってからも知的好奇心の炎を燃やし続けられる何かをつかむことができればすばらしいのではないでしょうか。

2006/09/22
BtoBサイトと展示会連動 ラクーン、ヘインズブランズジャパン  インターネットのBtoB(企業間取引)サイトとアパレルメーカーの展示会を連動して開催する初の試みが行われている。カジュアルアパレルのヘインズブランズジャパンは、20~22日に東京で「07年春夏ヘインズ&チャンピオン展示受注会」を開催し、あわせて同社が商品を出品するラクーンのBtoBサイト「スーパーデリバリー」との連動を行った。
 ネット上の顧客小売店2000社に展示会の案内状を送り、展示会に出した350品番すべてをネットに掲載、ネットからも発注できるようにする。
 ネット上だけの取引だった顧客に実際に商品に触れてもらい、ブランドの世界観を知ってもらうとともに、顧客の生の声をつかむ狙いがある。また、これまで問屋経由で取引していた地方の小規模小売店との取引を強化する効果も期待できる。
 今回来場したのは4社だけだったが、今後も継続する予定。
 ラクーンは、タキヒヨーとも同様の取り組みを準備している。スーパーデリバリーは、ネットに掲載した商品を会員となった小売店がネットで購入できる仕組み。現在メーカーは約500社、会員小売店は約7200社。

2006/09/05
ヤッパ 3D量産で業務提携 トランスコスモスと WWシティで始動
 3D技術のヤッパ(東京、伊藤正裕社長)は4日、デジタルマーケティングサービスのトランスコスモス(東京、奥田昌孝社長)と自社の独自ソフト「ウエブ3D」の制作と販売で業務提携したと発表した。提携で、大量の3Dコンテンツを短期間に廉価で提供できるようになる。
 提携による最初のビジネスが、サマンサタバサジャパンリミテッドの子会社が運営し、12月にグランドオープンするネット上の街「ダブルダブリューシティ&コミュニケーションズ」(WWシティ)への3Dコンテンツの提供だ。
 ヤッパは基礎技術をトランスコスモスに供与し、トランスコスモスがウェブサイト向けに3Dコンテンツを制作し販売する。ヤッパは技術開発に集中する。トランスコスモスは今後、営業活動を通じユーザーのニーズをヤッパの技術開発に反映するマーケティング活動も行う。WWシティではヤッパが街や商品の見せ方など3Dシステムを提供し、個々の商品など3D画像をトランスコスモスが制作する。
 両社は、提携で3Dの市場拡大を狙う。3年後には10億円の売り上げをめざす。ウェブサイト構築から運用、問い合わせまで一括サービスを提供しているトランスコスモスのネットワークを生かし、当面はアパレル、情報家電、家具インテリア業界が主対象。ウエブ3Dの技術を使うと、どのパソコンでもソフトなしに、どの角度からでも商品を立体的に見ることができる。拡大縮小、色やパーツの変更もでき、アパレルのさまざまなコーディネートや後ろから見たシルエット確認などが簡単にできる。


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