Books - 繊研新聞社発行の書籍

バイヤーの計数管理
= 川畑洋之介
/B6判256頁/2000円 (本体1905円+税5%)
[ISBN 978-4-88124-217-9]

<本書紹介>
 ビジネス活動の結果は、すべて数字に表れる。しかし、「計数の意味をあまり理解しないまま、バイヤー業務を行っている人は意外と多い」(著者)。
 売上高、仕入高、値入高、粗利益高、ロス高、在庫高、商品回転率、交差比率……“生きた計数”を現場に生かすために、バイヤーに必須の計数を網羅したのが本書だ。
 各計数の意味と計算式、他の計数との関係性、効果的な活用方法などを豊富な事例とともに解説。バイヤーが使う計数に絞り込んだ初の実践的マニュアル書!
プロフィル
川畑 洋之介(かわばた・ようのすけ)
 P.P.M総合研究所代表
 1946年5月生まれ。1970年東北学院大学経済学部卒業。
 1970年(株)鈴屋入社、店長、マーチャンダイザー、本部チーフバイヤー、ディレクター、商品企画室長、品揃え計画室長兼商品本部副部長を経て、1986年に独立、P.P.M総合研究所を設立し現在に至る。
 ファッション専門店や百貨店、量販店のバイヤー及び店長教育、アパレルメーカーの商品担当及び営業担当者の教育指導、新規ブランド商品開発、マーチャンダイジング運用システム、本部と店とのオペレーションシステムづくりなどのコンサルティング活動ほか、文化服装学院、目白デザイン専門学校、昭和女子大学短期大学部、文化女子短期大学部講師、日本ファッション教育振興協会検定委員、繊維工業構造改善事業協会人材育成専門調査委員などをつとめる。
 著書に「バイヤーの戦略的実務」「バイヤーの業務革新」「バイヤーの知識と技術」「スゴ腕バイヤーの仕事術」(小社)。


『 バイヤーの計数管理 』    川畑 洋之介

第1章 売り場に関する計数

●売上高を構成する計数
売上高と入店客数、買い上げ客数、客単価の関係
売上高、入店客数、買い上げ客数、客単価の計算式
販売スタッフ数と販売高の関係
●予算比と前年比
予算比の計算式
前年比(前年対比)
●売上高、仕入高、在庫高、ロス高の関係
売上高、仕入高、在庫高の計算式
売上高、仕入高、在庫高、ロス高の計算式
各計数用語の定義
●ロス高~値入高と粗利益高の関係
ロス高とロス率
商品の値下げ(マークダウン)方法
ロス高、値入高、粗利益高の関係
●週別・日割り売上高予算の設定
週別売上高予算の設定方法
週別の仕入高、在庫高、ロス高の予算設定
日割り売上高予算の設定
●商品消化率
商品消化率の計算式
プロパー消化率と粗利益高の関係
●商品回転率と商品回転日数
商品回転率の計算式
商品回転日数の計算式
●売り場効率に関する計数
売り場面積効率
人的生産性(従業員1人当たりの効率)
時間効率(時間帯別売上高)
●ABC分析による課題の発見・対策
Aランクの最重点商品を管理する
ABC分析の手順
ABC分析の事例
分散型ABC分析

第2章 MDに関する計数

●売上高予算~年間・半期・四半期・月間
売上高予算の基本的な考え方
年間・半期・四半期の売上高予算の設定方法
月別売上高予算の設定方法
月別仕入高・在庫高・粗利益高予算の設定
●仕入高予算(商品予算)
仕入高予算の設定方法
シーズン別仕入高予算の設定方法
シーズン別×月別×アイテム別仕入高予算の設定方法
●仕入先別仕入高予算
仕入先別実績データの整理
仕入先別予算の設定方法
●端境期の計数計画
端境期(品揃えの切り替え期)
端境期計数計画の立案
端境期の納品・在庫コントロール
●適正在庫高
売上高と適正在庫高の関係
適正在庫高の算出方法?「基準在庫法」
適正在庫高の算出方法?「百分率変異法」
適正在庫高の算出方法?「在庫売上高比率法」
適正在庫高の算出方法?「週単位供給法」
●商品原価
商品原価の構造
商品原価と小売価格の関係
●小売価格の構造
小売価格の設定方法
「建値制」と「オープン価格制」
小売価格の設定事例
●小売価格の構成要素
小売業の価格構成
プライスゾーン
プライスラインとプライスポイント
プライスライン構成の分析と対策
適正なプライスライン構成のメリット
●マークアップとマークダウン
マークアップの2つの方法
マークダウン
●値入高と掛け率の関係
売上高を成り立たせる構造
値入高(率)の設定方法
下代取引におけるマークアップ方式での値入高の設定
値入率、粗利益率、ロス率の関係
●粗利益高と売上原価
粗利益高(率)と売上原価の関係
●交差比率
交差比率は販売効率の指標
交差比率の活用
●売上高、仕入高、在庫高、原価高
商品原価、仕入原価、在庫原価、売上原価
●取引条件と原価、掛け率の設定
買い取り条件による仕入れ
委託条件による仕入れ
消化条件による仕入れ(売り上げ仕入れ/売仕)
特別注文仕入れ(別注仕入れ)
共同企画仕入れ
●商品発注
商品数量の算出方法
商品発注~展示会、仕入先回り、追加フォロー
●輸入製品の仕入れ
活発化する輸入製品への取り組み
輸入製品の買い付けルート
輸入製品の具体的な取り組みの流れ
輸入製品の価格構成要素と価格設定

第3章 経営に関する計数

●損益分岐点
損益分岐点の活用ポイントと計算式
損益分岐点図表
●営業費、営業利益高、営業利益率
営業費(営業経費)
営業利益高
営業利益率
●労働生産性と労働分配率
労働生産性
労働分配率
●限界利益高と限界利益率
限界利益高
限界利益率
限界利益率と粗利益率の違い
●経常利益
経常利益高
経常利益率
●損益計算書
損益計算書の構成要素
●貸借対照表
貸借対照表の構成要素
貸借対照表のチェックポイント

本書の特徴

  1. 計数ごとに項目を立てているので、知りたい項目から読める。新人・中堅バイヤーの基本習得・確認に活用できる
  2. ビジネスの現場での計数の活用方法を習得できるよう、計数ごとに事例を収録。実践的に計数を学ぶことができる
  3. 各計数の解説の末尾には、それぞれ練習問題を掲載。問題を解きながら、計数の基本を身につけることができる

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