Books - 繊研新聞社発行の書籍

ファッションデザイナー入門
= 豊口 武三 著
B6判224頁/2000円
[ISBN 4-88124-181-8]

<本書紹介>
 デザイナーによるデザイナー志望者のための唯一の入門書
 デザイナーを目指す人の入門書『デザイナーを志すあなたへ』の出版から4年。いまもなお現場第一線でデザイナーとして活躍する著者が、前著をベースにしながら、目まぐるしく変わるファッション業界を新たな視点でとらえて、大幅に加筆修正した。
 デザイナーは星の数ほどいるけれど、その中でプロとして生き残っていくための心得を、実践的な知識や技術と合わせて、著者がナビゲートします。
 デザイナーを目指す学生から、プロとしてスタートしたけれど不安や戸惑いを抱えているすべてのデザイナーのナビゲーションブック。
著者 プロフィル
豊口 武三(とよぐち・たけぞう
 1942年9月6日、横浜出身。65年文化服装学院デザイン科卒業。
 オート・クチュール細野を経て、東京スタイル、鈴屋でデザイナーとして活動。その後、数々のブランド開発に貢献。82年オリジナルブランド「TAKEZO」を発表。
 82年、83年と連続して『NEW YORK JAPAN FASHION FAIR』でのバイヤー人気投票ナンバーワンを獲得。85年『TOKYO FASHION WEEK』に出展。ブランド人気投票ナンバーワンを獲得。
 86S/Sより『TAKEZOコレクション』をショーとして発表。86年メンズウエア「TAKEZO for men」を発表。同年(有)TAKEZO TOYOGUCHI FASHION OFFICEを設立。89年横浜のイメージデザイナーとして横浜博覧会にコレクションショー出品。92年「TAKEZOゆかた」の発売を開始。95年 piga原宿画廊において絵と人形による個展『―ITAZURA― FACE WORLD 50 & DOLL』を開催。99年「TAKEZO TOYOGUCHI」を発表。
 02年名古屋学芸大学メディア造形学部教授、06年名古屋学芸大学大学院教授、その他、文化服装学院、桑沢デザイン研究所、横浜Fカレッジで特別講師やコンテスト審査員を務める。

『ファッションデザイナー入門』  豊口 武三

第1部 デザイナーになるための心得

デザイナーを目指すあなたへ
アパレル産業の構造
服づくりの二つの工程
「売れる服」を提供し続ける
「売るための服」と「見せる服」
機能性に優れた「着やすい服」とは?
コンセプトとターゲットを理解する
コスト意識をもつ
オリジナリティーを目指す
デザインのアイデアと発想
情報の種類と多様性
トレンド情報に流されない
ブランドイメージとトレンドテーマ
仕事の流れと効率を考える
服づくりは連携プレーがあればこそ
学校教育と実社会との違い
高いコーディネートセンスを身につける
トータルな提案力と企画力
ブランドとは「信用の証」
ライセンスブランド内での役割
ファッションショーの舞台裏
世界に通用するデザイナーを目指す

第2部 デザイナーに必要な技術

   イメージをデザインする
さまざまなデザイン方法
「平面デザイン」と「立体デザイン」
デザイン画は服づくりのスタート地点
「プレゼンテーション能力」を身につける
付属品やステッチ糸の効果
   美しいシルエットづくり
体の動きを考えてデザインする
服には「前」と「脇」と「後ろ」がある
「切り替え」をデザインする
美しいバランスの服を作る
「肩幅」と「袖」のバランス
体形の「バランス補正」
変化するサイズへの対応
   デザイナーとパタンナーの関係
服づくりにはチームワークが不可欠
「ファーストパターン」と「セカンドパターン」
パタンナーに必要な知識と能力
「トワルチェック」時の注意点
パターン製作の方法
これからのパタンナーとデザイナーの役割
   カラーリング
ブランドのカラー戦略
色出しの技術と知識を学ぶ
オリジナルカラーとその組み合わせ
色は光によって変化する
   素材(ファブリック)の選び方
商品としての素材の力
デザインとの調和を考える
素材の特徴を見る
プリントの種類と生地幅
プリント地を生かす工夫
素材の組み合わせとバランス
   素材(原料糸)の種類と特性
綿の種類と特性
ウールの種類と特性
麻の種類と特性
シルクの種類と特性
特殊素材の留意点

補論 私のファッション考

時代の中で変わる表現テクニック/きものもファッション
装いのルールと新しい提案力
ペットの服もファッション産業に加わった
人の心理をビジネスする
モノづくりに欠かせない三つの「優」
環境とともに変化するデザイン
これからの専門教育現場の課題
デザイナーは楽しい商売

本書の特徴

  1. デザイナーに求められるのは「売れる服=喜ばれる服づくり」。プロとしての心得を説いた第1部。
  2. デザイン画や美しいシルエットづくり、パターン、カラー、素材についての実践的な知識と技術が満載の第2部。
  3. ファッションデザイナーの入門書は本書だけ。読めばすぐに役立つ必携の一冊。

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