Books - 繊研新聞社発行の書籍

カメオの世界
= 藤井 明 著
/A5判132頁/2100円 (本体2000円+税5%)
[ISBN 978-4-88124-203-2]

<本書紹介>
第一人者・藤井明が解き明かすカメオの世界
アンティークから現代まで、その作品と歴史を網羅した初めての書

 芸術品としてのクリエーティブ性と装飾品としてのファッション性を兼ね備えた「カメオ」。その精緻で個性あふれる造形美は、古くから世界の人々を魅力してきた。
 本書は、そのアンティークから現代までの作品と歴史を網羅した初めての書である。カメオ研究家であり第一人者の藤井明が、豊富な作品写真とともにその魅力を解き明かす。主要産地であるイタリアとドイツの優れたカメオ作家67人の作品とプロフィルも収録。
初版2008/03/31
プロフィル
藤井 明(ふじい・あきら)
 カメオ研究家 大阪生まれ。明治大学工学部を卒業後、父が経営する藤井宝飾に入社。
 営業を中心に活動。その後、商品仕入れルートの確立のため、イタリア、ドイツ、イギリスへと活躍の場を広げる。マーケティング、商品開発、デザイン開発など多岐にわたり活動。
 また海外とのパイプ強化の中でカメオの日本における定着・発展に尽力し、イタリアとのコラボレーションなどを経て、本書の着手にたどり着く。
 現在、藤井宝飾取締役専務。カメオファンの創出に向け、全国を奔走中。心よりカメオを愛するディーラーである。


『カメオの世界』  藤井 明 著

カメオの世界

★シェルカメオ
★ストーンカメオ
★アンティークカメオ

カメオの歴史

★カメオの歴史
カメオの源流はギリシャの浮き彫り彫刻
ルネサンス期に復活し花開いたカメオ文化
★浮き彫り芸術としてのカメオ
凸型の「カメオ」と凹型の「インタリオ」
カメオのデザインは、女性像と風景に大別される
★カメオの主要産地
イタリアの「シェルカメオ」、ドイツの「ストーンカメオ」
イタリアとドイツでは彫刻技法がまったく違う
★カメオの価格〜仕入れ価格と市場価格〜
カメオの最大径×作家ごとの「ミリ単価」=仕入れ価格
カメオ創作を支えるパトロンシステム
★カメオを楽しむ
アクセサリーと美術品の中間に位置するカメオ
キャビネットジュエリーとしてのアナログな楽しみ
コーディネートで広がるカメオブローチの楽しさ

シェルカメオ

★シェルカメオの魅力
イタリアで父から子へ受け継がれてきた感性と技術
素材――色のコントラストが明確な二層構造の貝
製作工程――作家たちは10〜20点のカメオを同時に作っていく
作品――装粧品として見るのか、美術品として見るのか
「工房」は、創作の場ではなく、作品のストックと商談の場
★特殊なシェルカメオ作品〜ランプシェード〜
貝の原形がきれいに残っているものだけをランプシェードに使う

ストーンカメオ

★ストーンカメオの魅力
イージー・オーバー・シュタインは世界的な宝石研磨地
素材――色のコントラストが鮮やかなメノウ
製作工程――ミシンのような固定機械で、石を動かして彫刻
作品――作家が彫りたいデザインを彫刻できる
★ストーンカメオ作品

アンティークカメオ

★アンティークカメオの魅力
アンティークカメオ:時代の流れとその魅力(文/菊池邦夫)
★アンティークカメオ作品

カメオ作家たち

★これからのカメオ

本書の特徴

  1. アンティークカメオから現代カメオまで、200点超の作品をオールカラーで掲載。カメオのエッセンスをビジュアルで網羅。
  2. 現在活躍しているイタリアのシェルカメオ、ドイツのストーンカメオの作家67人を紹介。カメオの“今”が分かる。
  3. カメオの歴史的変遷やモチーフ、素材、技法などを詳細に解説。カメオ文化の粋(すい)を集約している。

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