Books - 繊研新聞社発行の書籍

ファッション販売員のためのカシミヤとニットの話
= 宇土 寿和 著
B6判192頁/1600円
[ISBN 4-88124-180-X]

<本書紹介>
 ひと口に「ニット」と言っても、素材や編み方は多様で、知っていればもっとニットを豊かに楽しめる知識はたくさんある。
 しかしショップで接客に携わる販売員に、意外とその専門知識が浸透していないケースが多いようだ。
 カシミヤを得意とするニットメーカーとして25年の著者が、カシミヤとニットの専門知識を全30篇に集約。やさしいエッセー風の文体と豊富なイラストで、誰でも気軽にニットの専門知識を身につけられる。
著者 プロフィル
宇土 寿和(うと・としかず)
 1950年11月16日、長崎県島原市生まれ。
 海外旅行に携わりヨーロッパのファッション視察旅行を数多く主催。この出会いを期に80年、旅行屋からニットアパレルの(株)レ・アールに転身。
 92年独立、(株)BHFインターナショナル創立。2000年、名称を(株)ユーティーオーに変更。同年、大前研一氏主宰のアタッカーズビジネススクールで現在のビジネスモデルを練り上げる。
 01年よりカシミヤニットに特化しニットでは不可能視されるセミオーダーのブランド「UTO」を展開。05年より山梨に自家工場を稼動開始

『ファッション販売員のための カシミヤとニットの話』  宇土 寿和

  はじめに
★ カシミヤは醜いアヒルの子――縮絨の加減
★ デザインごとに違う風合いの出し方
★ カシミヤセーター 手洗いのすすめ(1)
★ カシミヤセーター 手洗いのすすめ(2)
  ◎ウールの手洗いアドバイス
★ 南蛮渡来の「女里弥寿(メリヤス)」
★「空気」が暖かさの秘密です
★ ヒツジみたいに簡単に毛を刈れないカシミヤ
★ おしゃれのご馳走――カシミヤ100%の価格差
★ ニットセーター普及のMVPはバイキング
★「お客さまのご希望のサイズで作ります」
  ◎ニット屋の独り言/初対面の第一印象「人は見た目で判断する」
★ 糸いろいろ――カシミヤは本場の英国製が一番?
★ 匠夫婦が生み出す天使のカシミヤ
★ ウール100%というけれど
★ ウールいろいろ――代表的なウールの特徴
  ヒツジ(羊毛)/アンゴラ/モヘヤ/アルパカ/キャメル
★ いろいろな色が入ったカシミヤの色
★ ニットの「ゲージ」はとっても合理的
★ 基本的な編み地とその特徴を覚えよう
  天竺編み/リブ編み/袋編み
★ いい加減は良い加減――ニットの着心地
★ ニットはそもそも――伸びるニット、伸びない織物
★ 日本のニットづくり――そこそこの商品を大量に
  ◎ニット屋の独り言/ディナーは皆の晴れ舞台(だから正装で)
★ セーターを編む――見頃は裾から、袖は袖口から
★ ニットは縫製までも伸び縮み――リンキング
★ 毛玉のできる科学と毛玉のできない着方
  ◎カシミヤの着用&お手入れのポイント
  ◎ニット屋の独り言/毛玉のできないカシミヤがあるらしい
★ 虫食いに注意(1)――ヒメマルが怪しい
★ 虫食いに注意(2)――虫も「うまい」「まずい」を判断?!
★ ニットのお直しはとっても難しい
★ カシミヤより高価なウールがあるらしい
★ ベーシック商品が「売り筋」
★ 二極化の時代――ファッションに熱い人・冷めた人
★ 最初に染めるから「トップ染め」という

本書の特徴

  1. ファッション販売員が意外と知らないカシミヤとニットの専門知識を、気軽に読めるエッセーとして編集
  2. 全30篇の各テーマをコンパクトにまとめているので、関心のあるテーマからランダムに読み進められる
  3. カシミヤセーターの手洗いのポイントなど、接客時に役立つ知識をイラスト入りで分かりやすく解説

  4. [このウィンドウを閉じる]