Books - 繊研新聞社発行の書籍

毛利臣男の劇的空間 舞台・ファッション・アート
= 水谷 由美子 著
A5判208頁/1500円
[ISBN 4-88124-182-6]

<本書紹介>
 スーパー歌舞伎やオペラ、演劇の衣裳・装置のデザイナーであり、舞台監督、空間演出家、アーティストとしても活躍する毛利臣男。
 彼を“創造神”と呼ぶ服飾美学研究家の著者が、さまざまな作品を読み解き、梅原猛、三宅一生、横尾忠則、山口小夜子らのインタビューも交えながら、これまで全体像が明らかにされてこなかった毛利臣男の全仕事を総括する。
 世界のアートシーンで高い評価を得ている毛利臣男と作品を知る格好の書。
著者 プロフィル
水谷由美子(みずたに ゆみこ)
 三重県生まれ。山口県立大学・大学院教授(京都・成安造形短期大学助教授を経る)。
 服飾美学・服飾デザイン専攻。ヘルシンキ芸術デザイン大学大学院客員教授(2002年)。昭和女子大学家政学部卒業。お茶の水女子大学大学院家政学研究科修了。
 『ファッションの歴史 - 西洋服飾史-』(共著)や西欧道化服飾に関する論文多数あり。産官学連携事業「やまぐち文化 発信ショップ Naru Naxeva」をきっかけに、スペインやフィンランドとの国際交流を交え、地域文化に着想を得たファッションショーやデニムのファッションデザインコンテストを山口から発信。

『毛利臣男の劇的空間 舞台・ファッション・アート』  水谷由美子

   オマージュ
   プロローグ

第1章 舞台空間の源流

舞台空間の創造
 
   1 オペラ
ル・コック・ドール(Le Coq d’Or)
影のない女(Die Frau ohne Schatten)
トゥーランドット(Turandot)
トリスタンとイゾルデ(Tristan und Isolde)
実験的オペラ
   2 バレエ
カスタ・ディヴァ(Casta Diva)
白鳥の湖(Le Lac des Cygnes)
ラ・バヤデール(La Bayadere)
   3 スーパー歌舞伎
ヤマトタケル
「毛利の服」展
   4 現代劇
新劇「 東綺譚」
サド侯爵夫人(Madame de Sade)と(班女 Hanjo)

第2章 アートとファッション

   ファッションショーの演出家誕生
 
   1 動のファッション空間
女たちがいる風景
男たちがいる風景
   2 静のファッション空間
ファッション・インスタレーションの創造
   3 コスチュ?展の空間演出
自身の衣裳を展覧する会場の空間演出

第3章 コラボレーション美学

   1 モーリの色彩空間
人と人の出会いからコラボレーションを実践
   2 モーリ・マスク・ダンス
能に着想された新しい総合的舞台芸術
 
   エピローグ
 
   あとがき

本書の特徴

  1. 舞台、ファッション、アートの分野で活躍してきた毛利臣男の全仕事を、彼の作品、仲間とのインタビューを通じて紹介。
  2. 毛利がデザインしたスーパー歌舞伎やオペラ、バレエの衣裳など25作品をカラーグラビアで、40作品をモノクロ写真で紹介。
  3. 毛利臣男の仕事を通して1970年代から80年代にかけてのファッションやオペラ、演劇の衣裳、さらに空間演出の歴史も知ることができる。

[このウィンドウを閉じる]