繊研新聞 コレクションリポート - 2008-09年秋冬

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ニューヨーク・コレクション - 2

(文頭の日付は紙面掲載日。写真はC・ムーア、ランディ・ブルック。写真をクリックすると拡大表示します)

2008/02/05

 【ニューヨーク=小笠原拓郎、杉本佳子通信員】08~09年秋冬ニューヨーク・コレクションには、ミリタリーやスポーツなどマニッシュな要素を入れながら可愛くまとめた服が広がっている。フェミニンなドレスやふんわりシルエットのフレアスカートにバルキーなカーディガンやツイードタッチのコートを重ねて、ちょっとラスティックな気分をプラスする。

 トゥーラは、いつものエレガントなラインにニットのアイテムを加えて見せる。ヘムにフリルを重ねた真っ白なニットドレスでショーはスタート。ミラノリブの白いドレスへと続く。ラメパープルのボーダーセーターに、チュールを重ねたフレアスカート、きれいな色の組み合わせとふんわりした量感が可愛らしい。ジャカードコートにラメのレオパードスカート、ピンクスエードのスーツ、パープルやグリーンの帽子も美しい。

 アレキサンダー・ワングは、可愛らしさにマニッシュでハードなイメージを加えた。メンズっぽいディテールやアイテムを、透ける素材や落ち感のあるシルク、柔らかいニットにのせる。無造作ヘアにニットキャップ、破れたストッキングといったラインとワングらしい可愛いニュアンスのバランスで見せる。ダブルレイヤードのカーゴパンツ、サーマルニットのレギンス、ワイドパンツなど、パンツが充実。ジレのディテールも多い。もこもこしたモヘアのロングカーディガン、袖だけニットにしたブレザーなど、ちょっと暖かみのある要素も入れている。

 ダイアン・フォン・ファステンバーグには、ラップディテールがいっぱい。セクシーなスリップドレスの上にモヘアヘリンボーンのコートやカーディガン、その上から細いベルトでラップする。シルクブラウスには半袖セーターをレイヤード。フェミニンなラインにちょっとラスティックな雰囲気を加えたラインは、前シーズンの「ビターリラクシング」からの流れのようだ。色は白黒にエメラルドグリーン、ハイビスカスレッド、ティール、フクシャを利かせる。

 ニューヨークで初のショーを見せたジョナサン・サンダースは、スレンダーなシルエットにプリーツをたたんだパネルをはさんだり、カラーブロックのテクニックを入れたりしたドレスを並べた。3段に重ねた袖をつけたジャケット、フレアをたっぷり入れたケープジャケットもある。

 コステロ・タグリアピエトラは、色とシルエットが美しい。ブラウン、アメジスト、グレー、ティール、ピーコックブルーを大人っぽい微妙なトーンで見せる。ウエストをシェイプしたナローなシルエットに、ドレープや控えめなラッフル、ラップフロントで変化をつける。

 DKNYは、ビンテージっぽいニュアンスのプリントや編み込みで見せる。ハイウエストからギャザーを流したり、バルーンスカートにしたり、バルキーなカーディガンを合わせたり。ふんわりしたボリューム感の可愛い服がいっぱい。

 アラクスは、すとんとしたシルエットのシンプルな服を並べた。メンズっぽいチェックのプリーツスカート、タキシードジャケット、オーガンディのスカートで、マニッシュな雰囲気や透明感を加えていく。

 スリーアズフォーはシックでエレガントになった。ホールターネックとレーサーバックを重ねたような胸元、裾にギャザーを入れてふくらみをもたせたシェイプがポイント。


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