繊研新聞 コレクションリポート - 2008-09年秋冬
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ニューヨーク・コレクション - 4
(文頭の日付は紙面掲載日。写真はC・ムーア、ランディ・ブルック。写真をクリックすると拡大表示します)
2008/02/07
【ニューヨーク=小笠原拓郎、杉本佳子通信員】08~09年秋冬ニューヨーク・コレクションに、鮮やかな色が広がっている。繊細なグラデーションのロマンチックドレスやマルチカラーのニットドレス、伝統的なチェック柄をビビッドなグリーンやピンクで仕上げたドレスもある。
ロダルテは、ふわふわっと軽いロマンチックドレスを並べた。透ける素材のブラウスや繊細なモヘアのドレスなど、美しいグラデーションで見せるコレクション。きれいなモヘアの透かし編みは前シーズンも見せたが、秋冬はミニドレスやセーターなどアイテムを広げた。小さなビーズやスパンコール、メタリック糸をからませたモヘアをグラデーションに染めて、チュールの土台にのせてドレスに仕上げる。ミニドレスはどこかバレリーナを思わせるシルエットだ。モヘアの束をルーズにまとめて留め付けたカーディガンや、モヘアの毛糸をフリンジのように流したミニスカートもある。色はブルー、ピンク、サーモンオレンジなどのパステルカラーと、白黒や赤とグレーの濃淡などコントラストをつけた配色。
マーク・バイ・マーク・ジェイコブスは、ポップな配色のプリティースタイルを見せた。スパンコールやラメのグリッターな輝きとトラディショナルな柄のパターンを重ね、ずらしながら可愛く仕上げるセンスはさすが。コクーンシルエットのドレスやふんわりギャザースカート、大きなボウ飾りのワンピース。そこにラジオベストのようなアイテムやエポーレットつきのジャケットを加えていく。きりりとしたベレー帽にハーレムパンツのようなボリュームのパンツ。思いっきり可愛くするかちょっとダサめなバランスを混ぜるか。色はインクブルーや黒にエメラルドグリーンやレモンイエロー、鮮やかなピンクをきかせる。
ニューヨークに戻ってきたマシュー・ウイリアムソンは、ソフトとハードのミックスをリッチな素材と色で見せる。柔らかいシルクジョーゼットのプリントドレスやもこもこしたニットドレスに明るいマルチカラーをのせ、ワックスやエナメルで艶(つや)っぽく仕上げたレザーやムートンのボマージャケットと合わせる。
プロエンザ・スクラーは布の折りたたみ、インサイドアウト、レイヤードのテクニックで遊んだ。ボウカラーのついたシルクツイルのミニドレスもフェルトのコートも、布を折りたたんで立体感と厚みを出す。ツイードのコートは、裏パイピングを見せるようなディテールだ。スパンコールやメタリックを随所に入れたコーディネート。
初のショーを行ったエルヴェ・レジエ・バイ・マックス・アズリアは、ボンデージのボディーコンシャスドレスをベースに立体感のあるディテールで変化をつけ、セクシーでエレガントなイメージに仕上げる。テープ状の布をコラージュしたり、アプリケをのせたり。ビーズやドレープのディテールも多い。
ヴィヴィアン・タムは、シンプルなフォルムのミニタイトドレスに、曲線モチーフをアプリケやコラージュでのせて可愛く仕上げる。ミッキーマウスの顔を大きく入れたトップも出した。
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