繊研新聞 コレクションリポート - 2009-10年秋冬
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ロンドン・コレクション - 1
(文頭の日付は紙面掲載日。写真はC・ムーア。写真をクリックすると拡大表示します)
2009/02/24
【ロンドン=若月美奈通信員】黒がリードする09~10年秋冬ロンドン・コレクションで、有力デザイナーが見せるベージュやヌードカラーを主役にした軽く明るいデザインが新鮮だ。グラフィックなフォルムのドレスやスーツに淡い色をのせ、温かみを出している。
クリストファー・ケインはまるで春夏のような軽く透けるコレクション。肌の色が透けて見える黒とスキンベージュでつづるひざ丈ワンピースには、ベルベットのトリミングやボーダー柄、ラッカーのような輝きのオプティカルなウエーブ柄がのせられている。ベルベットのボーダーは、ゴールドやコッパー、エメラルドグリーンのメタリックな光沢のものもある。カシミヤのカーディガンやセーター、ほんの2、3着のテーラードジャケットとアストラカンのボマージャケット以外は、ほとんどが肩や腕を出した透けるワンピース。ボディーをキャンバスにしたモダンアートのようなコレクション。
リチャード・ニコルはトレンチや補整下着をベースに、シャープなフォルムの軽いコートやボディーコンシャスなスカートスタイルを見せた。カシミヤのフェルトやルレックスベルベットといったぜいたくな重厚素材やキャンバスに、スキンベージュ、ソフトピンク、バウダーグレーをのせて透明感のあるロマンティックなデザインにまとめている。
マーガレット・ハウエルはほんわりと温かみのあるルームウエアに、マスキュリンなスパイスを加えた。ランジェリーのようなフレアショートパンツにシルクのシャツドレス、温かそうなひざ上靴下。ボーイフレンドのトランクスを拝借したようなチェックのコットンパンツもある。ライトグレー、クリーム、ペールブルーをのせたぜいたくなルームウエアに、ヘリンボーンツィードのテーラードジャケットやダッフルコートを羽織って、ちょっとそこまでお出かけ。(写真=C・ムーア)
アクアスキュータム ベージュやライトグレーの明るく温かみのある色や素材、ハウスチェックやハウンドツースのチェック柄のアイテムを無造作にレイヤード。風をはらむオーバーサイズのコートも、ボタンを留めずに前があいたままベルトをする。







