繊研新聞 コレクションリポート - 2009-10年秋冬
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ニューヨーク・コレクション -76
(文頭の日付は紙面掲載日。写真はC・ムーア、ランディ・ブルック。写真をクリックすると拡大表示します)
2009/02/24
【ニューヨーク=小笠原拓郎、杉本佳子通信員】09~10年秋冬ニューヨーク・コレクションは、80年代イメージに可愛らしいミリタリースタイル、ジオメトリックな切り替えで構築的なシルエットなどがトレンドとなった。スクエアショルダーをはじめとする肩を強調したジャケットやコート、セーターでもショルダー部分をつまんでピンと立たせたようなディテールが目立つ。その一方で肩ではなく、ジオメトリックな切り替えでボディーを強調したラインも出ている。
シルエットはロング&リーンが基本だが、ドロップショルダーやオフショルダー、スクエアショルダーなど肩や袖山にボリュームを加えたディテールがポイントとなる。スクエアショルダージャケットやふんわりショルダーのドレスやブラウスなどがキーアイテム。パンツはスリムとハイウエストのテーパード、バギーなど。ラッフルやボウを飾ったドレスやブラウスもある。テーラーカラーを二重に重ねたコートやラップコート、マントなどコートも充実した。
色は黒、グレー、ウインターホワイト、ベージュを基本にグリーン、イエロー、パープルが目立つ。素材はファー、ニット、レザー、ネップツイードが多い。 ディテールはベアトップやベアショルダー、ベアバックなどが増えている。ギャザーやタックから流すドレープテクニックもある。アクセサリーはファーストールやロング手袋、クリスタルやスパンコールで輝くレギンスやタイツなど。 ◇ アンティークのイメージのフランネルやカントリータッチのツイードジャケット――ラルフ・ローレンは、アメリカのライフスタイルからイメージした貴婦人スタイルを見せた。ドネガルツイードのジャケットやベストはファー襟でボリュームを作り、フェアアイルのセーターはカシミヤの上質感が加えられる。淡いグレーのカシミヤはタイトなタートルネックドレスに、ジョドパーズもベルベットトップや折り返しディテールのブーツで上品にまとめる。シープスキンとモンゴリアンラムは全身白の輝くようなコーディネート。ふわふわのシープスキンコートはフロントドレープが美しい。布をラップして留めるガウンのようなアイテムが、ドレスやジャケットスタイルのアクセントになる。 ランウエーに5台のグランドピアノを並べたザック・ポーゼン。ザ・ファイブ・ブラウンズによる演奏とともに登場したのは、クラシックとグラムをミックスしたデコラティブなラインだ。肩を強調しウエストを絞ったスーツやドレスに、ゴールやシルバーのメタリック素材、明るいパープルやブルーをのせていく。ゴアードスカートなどイレギュラーヘムのスカートやドレスが多い。(写真=C・ムーア)
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