繊研新聞 コレクションリポート - 2009年春夏
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ミラノ・メンズ・コレクション - 3
(文頭の日付は紙面掲載日。写真はC・ムーア。写真をクリックすると拡大表示します)
2008/06/26
【ミラノ=小笠原拓郎】09年春夏ミラノ・メンズコレクションにカラフルなリゾートイメージとエスニックからイメージした柄が登場した。ペーズリーなどのエスニックな柄やジオメトリックなプリントをのせたスタイルが広がっている。 マイケル・ジャクソンのスターティング・サムシングのリミックスが流れると鮮やかな花柄スーツスタイルが現れる。グッチはパステルカラーをふんだんに使ったリゾートイメージのコレクション。ハイビスカスにフラミンゴのモチーフはプリントやアップリケで。パイソンのライダーズにもハイビスカスが飾られる。グラデーションのジーンズにタイダイのようなレザーブルゾン、足元はコンビのタッセルローファーやフリンジ付きのエナメルスニーカー。ターゲットイメージを下げたいのだろうか。コレクションは子供っぽくて、グッチのもつエレガンスやグラマラスからは違和感を覚える。
アレッサンドロ・デラクアはベージュ、グレー、黒、ロイヤルブルーのシンプルなスタイル。ボーダーニットのアンサンブルやアラベスク模様のジャケットなどをシンプルなコーディネートのアクセントに。透け感のあるセーターから下のTシャツの柄をのぞかせる。足元はパイソンのサボ。
マルニはトップスにボリュームを持たせたシルエット。オーバーサイズのシャツは背中にドレープが揺れ、ラグランのコートも大きく背中にドレープがとられる。いつもどおりのナードなスタイルだが、ろうけつ染めや絞りのようなエスニック柄をシャツやショートパンツに取り入れている。
フレンチ・リビエラをテーマにしたのはD&G。白、ネービー、赤のトリコロールをベースにしたマリンとフォーマルのラインを揃えた。イカリをモチーフにしたジャカードのジャケットやシャツにマリンボーダーのポロシャツなどですっきりと仕上げている。
理髪店のステージで始まるブレークダンス、カザールのような大ぶりのメガネにゴールドチェーンのネックレスをした黒人モデル。ディー・スクエアードはオールドスクールヒップホップをテーマにした。ジャージースタイルにごつめのスニーカーといったスタイルの一方で、スリーピースやタキシード、デニムのスリーピースもある。音楽はハービー・ハンコックをはじめとする70年代後半から80年代初頭にかけての音。新しいスタイルはないけれど楽しい雰囲気にあふれている。
ジョルジオ・アルマーニがテーマにしたのは「イースト・ミーツ・ウエスト」。ジャケットの多くはタイドアップせずにリラックスしたヘンリーネックにジレのスタイルでまとめる。シルクシャンタンのジャケットやパンツは鮮やかなパープルやブルー。パイルタッチのアンコンジャケットにサルエルパンツのようなエスニックスタイルも混ぜながら、アルマーニらしいラグジュアリーな雰囲気に仕上げている。
フェンディはジオメトリックなパッチワークのシャツやブラウン系のパッチワークライダーズなどを出した。パンツはテーパードがかかってクロップト丈にカット。バッグにも四角いジオメトリック柄が飾られる。
エトロは得意のペーズリー柄がいっぱいのコレクション。エスニックなにおいのカラフル布ベルトやツバ広のパナマハットがアクセント。
ジュリアーノ・フジワラはワンカラーのコーディネートをメーンにしたレイヤードスタイル。タテに長い帽子にミラノリブのショートパンツスーツ、ヘムにシャーリングを入れたチュニックをジャケットの下に挟んでみせる。足元はエナメルのサンダルかゴールドやシルバーのローファー。
白、オレンジ、ピンク、ブルー、きれいな色を使ってサルヴァトーレフェラガモが若々しいラインを出している。グラデーションのスーツやセーターにドットのスーツ、花刺繍のショートパンツ。パールの首飾りがアクセントとなる。













