繊研新聞 コレクションリポート - 2009年春夏

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ニューヨーク・コレクション - 2

(文頭の日付は紙面掲載日。写真はC・ムーア、ランディ・ブルック。クリックすると拡大表示します)

2008/09/08

 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】09年春夏ニューヨーク・コレクションは、軽くエレガントなラインが広がっている。キーテクニックは、ドレープとプリーツだ。段々に布を重ねたり、横にタックをたたんだりしたひざ上丈ストレートスカートも目立つ。

 ジェイソン・ウーは、エレガントでレディーライクなラインを見せた。春の花畑を思わせるフクシャ、ポピーレッド、バイオレットなどの明るくきれいな色がいっぱい。モノトーンは、大柄のタペストリーに配したり、クリーム地に黒のクリスタルを散りばめたりして、ラグジュリアスなイメージに仕上げる。プリーツを細かくたたんだプリント地は、同系色のツイードのスカートにマチのように挟み込む。プリーツの布でヘムや脇をトリミングしたドレス、ジャケットもある。

 カブトムシ、アリ、ガ、バッタなど、さまざまな昆虫からイメージした楽しい服を登場させたのはアリス・マッコール。虫のボディーパーツをグラフィカルにアレンジしてカラーブロックにしたドレスやスカート、ビルが並ぶ都会の地下にうごめく虫たちをレースに織り込んだミニドレスなど、ウイットが利いている。チェーンやボリューム感のある手編みニットのパーツを入れて、虫らしいフォルムもつくる。

  ラグ&ボーンはハドソン川沿いの倉庫を会場に、60年代末から70年代のイギリスの労働階級からインスピレーションを得たラインを見せた。ロッカーズやモッズ、ルードボーイルック。サブカルチャーの気分を入れながら、クリーンに仕上げる。キーアイテムは、ミニマルなスクータージャケットとスキンタイトジーンズ。

〈フレッシュフェース〉強い女性像を描く クシニー・エ・オックス クシニー・エ・オックスは、デビューショーを見せた。チェルシーのビルの21階にあるシンプルなスペースで、クリーンでエレガントな服23体を披露した。ボディーラインや肌を意識し、強い女性像を描く。ノースリーブのシャツには肩パッドを入れ、ドレスは肩甲骨のあたりにパッドを入れてフォルムを少し変化させる。スラッシュを入れたり透ける素材を使ったりしたドレスやパンツ、ヌードカラーのドレープドレスなどがある。デザイナーは昨年、パーソンズを卒業したカーリー・クシニーとミッシェル・オックスの女性2人。(杉本佳子通信員)


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