繊研新聞 コレクションリポート - 2010-11年秋冬
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ミラノ・コレクション - 3
(文頭の日付は紙面掲載日。写真は大原広和。写真をクリックすると拡大表示します)
2010/03/03
【ミラノ=小笠原拓郎、青木規子】10~11年秋冬ミラノ・コレクションは、ニットのバリエーションが充実している。ローゲージのケーブル編みやループ編み、モヘアのレース編み、クロシェ編み。セーター、ドレス、マントなどアイテムのバリエーションも幅広い。温かくてふわふわとした質感の素朴なアイテムを、フェミニンなシフォンスカートやメンズライクなツイードジャケットとの対比で見せるのが今シーズンの特徴だ。
クリストファー・ケインによるヴェルサスは鮮やかなミニドレスを揃えた。ペールブルーやレッド、ブラウン、グリーン。サテンやベルベットの光沢を生かして、ハーネスのようなテープ状のディテールやビュスティエディテールのミニドレスに仕上げた。テーラードカラーをホールターネックにしたドレスは、プリーツミニのフレアライン。かつてブルース・ウェーバーが撮影したヴェルサスの写真からイメージしたTシャツも、プリーツミニスカートと組み合わせる。(写真=大原広和)
エトロ 中国や日本など東洋の色柄をエッセンスにした、マニッシュなスタイルを並べた。シャツやミリタリー風ジャケットにクロップトパンツが軸。そこにサテンのガウンを羽織ったり、唐草風の模様を乗せたり。青緑やターコイズブルーが利いている。
ジョルジオ・アルマーニ グレーやキャメルなど落ち着いた色がトレンドになるなか、黒と赤、白と黒といったメリハリの利いた色合わせでクラシカルなマダムスタイルを仕上げた。冒頭のグラフィカルな白黒ボーダーのファーコートはインパクトも強い。
エンポリオ・アルマーニ 短めのテーラードジャケットと動きのあるミニスカートのバリエーションが勢揃い。グレーを軸にした上品なカラーコーディネートに、グラフィカルなシェイプの黒いビッグイヤリング。モダンで上品な印象だ。テーマはアップタウンガール。
モスキーノ エレガントなツイードスーツに、ウエスタンテーストでモスキーノらしいユーモアを加えている。ほとんどのスタイリングにウエスタンハットを合わせ、トレンチコートにはフリンジを飾る。小物は黒のサングラスとゴールドアクセサリー。
ミッソーニ 柔らかなローゲージニットと硬質なシルバーチョーカー、量感と軽さ。あったか素材で作るボリュームスタイルに、さまざまなコントラストを共存させた。体をすっぽりと包み込むビッグセーターは、背中の大きなスリットからブラがのぞく。
アンテプリマ 柔らかなニットやレースのレイヤードスタイルを並べた。透け感のあるニットレースのドレスにメンズライクなチェックのジャケット、モヘアのジャケットの背中はリブニットといった具合に、素材の表情や質感の対比を際立たせた。
サルヴァトーレフェラガモ 茶系で統一したマニッシュなIラインスタイルを並べた。マントやストレートパンツに組み合わせるのは、今シーズンらしく縄編みのタートルネックセーターやラメ入りのニット帽。イブニングドレスにもピーコートをコーディネートした。
エルマンノ・シェルビーノ ミニ丈のコートが勢揃いした。アストラカンやループニットなどくるんとした毛足の生地に、エナメルやフェザー、キルティングなど表情の違う生地を組み合わせて量感を遊ぶ。いつものゴージャスなイメージからフェミニンに変身した。
ミラ・ショーン 丸みのあるミニマルなフォルムのコートやドレスを色のコントラストで見せる。表身頃はキャメルのシンプルなコートの裏地は、オレンジやイエローなどのフラッシュカラー。ソフトなダブルフェースに、シルバーのアクセサリーをプラス。











