繊研新聞 コレクションリポート - 2010年春夏
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ミラノ・コレクション - 5
(文頭の日付は紙面掲載日。写真は大原広和。クリックすると拡大表示します)
2009/10/01
【ミラノ=小笠原拓郎、青木規子、写真=大原広和】10年春夏ミラノ・コレクションで、これまでのトレンドや定番的なデザインに透明感を乗せて優しい表情に仕上げる動きが広がっている。先シーズン広がった装飾的なドレープドレスは色数を抑えてクリーンに変身。ミリタリーやサファリスタイルはシンプルになった。いずれも軽さと透明感がキーワードになっている。
ミラ・ショーン ドレープを寄せたサテンのミニドレスに、コンケープトのショルダーライン。柔らかくてマットな質感と強く輝く硬質なフォルムをミックスした。肩やヌードカラーのタイツに大粒ビジューを飾る。ペールイエローやダスティーピンクがキーカラー。
マウリツィオ・ペコラーロ 南仏をイメージソースにした優しい雰囲気のフェミニンなビーチスタイル。ウオッシュドクレープやシフォンに、ジオメトリックな花模様。ダスティーな淡い色のカラーパレットに、淡い輝きやかすかな透明感をプラスする。
ロベルト・カヴァリ 淡い色のロマンチックなエプロンドレスと、ダークカラーのマニッシュなスーツをレイヤード。素朴な小花柄のふんわりアイテムで今シーズンらしい軽さや透明感を加えているものの、ジャケットやパンツの硬さが気にかかる。
ディースクエアード 森の中でのキャンプのシーンのコレクション。ペイントデニムのパンツにボーイスカウトシャツといったカジュアルなアイテムとエレガントなドレススタイルの組み合わせ。足元はプラットホームのブーツやサンダルを合わせる。
フランキー・モレッロ 乗馬からイメージしたラインを揃えた。蹄鉄(ていてつ)飾りのレザージャケットやベルトにハーネスのようなアクセサリー、デニムの乗馬パンツにレザーのブラトップを合わせる。レザーのコルセットドレスには馬のしっぽのディテール。
エトロ 淡いトーンの色柄をミックスしたフェミニンなリラックススタイル。ペーズリーやマーブル模様、パジャマ風ストライプなど複雑な色柄とナチュラルカラーをセンス良くなじませる。ミリタリーやサファリ、スポーツのテイストがエッセンス。
ミッソーニ ナチュラルカラーに光をのせて、民族調のレイヤードスタイルをクリーンに仕上げる。ニットのタンクドレスにチューブトップやワンショルダードレス。同系色の薄いニットの重なりが透明感を生む。ネックレスにはホイッスル飾り。
サルヴァトーレフェラガモ フェラガモらしい上品なスタイルも、今シーズンらしく軽やかだ。スタイリングは白や赤、黄色のワントーン。ドレスやパンツスタイルには、張りのあるオーガンディで仕上げた丸みのコートを重ねる。にじんだような抽象柄が柔らかく透ける。
レ・コパン アルビーノによる3シーズン目は、ニットを軸にしたドールライクなワントーンスタイル。小さなボレロとミニフレアスカートのセットアップに、アーミーキャップやスタッズサンダル。ミリタリーやロックのテーストをすっきりミックス。
アンテプリマ ニットを軸にしたリラックススタイル。木漏れ日のような優しい輝きのカシュクールジャケットやカウルネックセーターに、ズアーブパンツやニットレギンスが柔らかく体を包む。ベージュやブルーなどのベーシックカラーですっきりと。












