繊研新聞 コレクションリポート - 2010年春夏
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ミラノ・メンズ・コレクション - 3
(文頭の日付は紙面掲載日。写真はC・ムーア。写真をクリックすると拡大表示します)
2009/06/25
【ミラノ=小笠原拓郎】10年春夏ミラノ・メンズコレクションに、アメリカを背景にしたスポーティーなスタイルが広がった。テニスやスイミング、サーフィンにキャンピングなど、さまざまなシーンからイメージしたアイテムが登場している。
トム・ブラウンが、モンクレール・ガムブルーの初の春夏コレクション会場に選んだのは室内プール。白地にトリコロールのビーチウエアを着た20人のスイマーが登場、ホイッスルとともに次々と泳ぎ始める。そのプールの周りをモデルたちが歩くという設定。アメリカ東海岸を背景にしたセイリングやテニス、スイミング、サーフィン、悪天候用ギアなどのサマースポーツをテーマにした。色はグレーとネービー、トリコロール、白、黒。パーカやショートパンツなどのスポーティーなアイテムに、トレンチコートやテーラードジャケットなどトラディショナルなアイテムを組み合わせる。素材はシアサッカー、サマーウール、コットンピケ、トランスペアレントなビニールやナイロンなど。フラッグ柄やマドラスチェックが可愛らしく主張する。
ディースクエアードは、アメリカンイメージのキャンピングスタイル。ワッペンを飾ったワークシャツにカムフラージュのパンツやポンチョ、キャップにアノラック、ブーツなどヘビーデューティーなアイテムが揃う。雷鳴がとどろき雨が降り出したフィナーレを、レインウエアを羽織ったモデルが歩く。
D&Gは、クラシックなカウボーイを背景にした。ウオッシュドデニムのジーンズやシャツ、スタッズのディテールをジャケットやジーンズに。トリミングのスーツにダンガリーのシャツ、エレガントなベルベットジャケットをハードなジーンズと合わせた。テーマは「ブリティッシュ・カウボーイ」。(写真=C・ムーア)
サルヴァトーレフェラガモ モディリアーニやブランクーシ、ピカソなど20世紀のアートからイメージした。鮮やかな赤とブラウンの組み合わせが多い。コンビの靴やストローハットにダブルのスーツやダブルのニットジャケットを合わせてエレガントに仕上げている。
モスキーノ 70年代後半のブリティッシュロックを思わせるスタイルを見せた。スカやツートーンのようなミニマルなラインを作るのは、ロールアップしたスリムパンツやニュースペーパープリントのシャツ。花柄やアクションペイントも多い。
エルマンノ・シェルヴィーノ ラフィアのジャケットにシャンタンのショートパンツなど、エレガントな素材を使いながらちょっとリラックスした雰囲気に仕上げている。ニットのアンサンブルやシャツ・オン・シャツのコーディネートなどはフェイクのレイヤード。 ニール・バレット トレンチコートとそのディテールをさまざまなアイテムや素材で置き換えた。ジャケットやシャツには上からボンディングがされ、あたりのついたトロンプルイユのような表情を見せる。テーマは「アルチザン・ボンディング」。
エトロ 白い砂のランウエーに華やかなリゾートスタイルが映える。カレイドスコープにペーズリー、アクションペインティングにサイケデリックプリント。色と柄がいっぱい。ビーズのアクセサリーのようなディテールがポイント。
レゾム たくさんのタックからドレープを流したサルエル風パンツやドローストリングスを飾ったパーカなど、機能的アイテムとアラビア風イメージが混ざりあう。足元はくしゅくしゅとたるんだディテールのブーツ。編み込みレザーのジャケットも。
ロベルト・カヴァリ フォーマルとスポーツをミックスした。レザーのジャケットやパンツにはカットワーク刺繍がされ、レザーブルゾンやハイウエストパンツにもメタリック刺繍がされる。ジャケットはスクエアショルダーのかっちりとしたフォルム。












