素材を学ぶ《毛皮−2》
種類−保温力に優れるミンク
2000/12/19
- ミンク(mink)
- イタチ科の動物。毛は短く柔らかい。綿毛が密生しているため、保温力に優れ、光沢に富んだシルキーな刺し毛は耐久性もあり、衣料用として素晴らしい特性を備えている。一九三一年に最初のミューテーションミンク(突然変異種ミンク)が出現し、それまで濃褐色しかなかったミンクに次のとおり豊富な色の種類が生まれるようになった。
〈主な養殖ミンクの種類〉 サファイァ、シルバーブルー、ダーク(ブラック)、デミバフ、バイオレット、パステル、パール、パロミノ、ブルーアイリス、ホワイト、マホガニー、ラベンダー
- ウィーゼル(weasel)
- イタチ科の動物。野生イタチの総称。尾が長く、良質の刺し毛と綿毛を持つ。ミンクに似ているが、ミンクに比して光沢と綿毛の密度はやや劣り大きさも小さい。毛の色は褐色系ではあるが、産地や夏毛と冬毛では多少異なる。動物学上の分類で、イタチ科には、アーミン、ミンク、マーテン、スカンク、オッターなどがあり、それぞれ特徴は大きく異なるが、どの種も毛皮としての人気が高い。
- フォックス(Fox)
- 犬科の動物。世界のフォックスの約八〇%がスカンジナビア地方で産出され、そのほとんどが養殖である。種類やキャラクター、色が多様化している。以下は代表的なフォックス。
- ブルーフォックス(Blue Fox)
- 青キツネとも呼ばれる。冬毛は薄灰色から灰色、夏毛は褐色がかっている。最上級は青みの強い薄い色のもの。そのほとんどがスカンジナビア産。フォックスの中では毛皮衣料として最も活用されている種。毛足はやや長めで柔らかく抜群の保温力を持つ。染色してコートなどのトリミングに活用されることが多い。
- シルバーフォックス(silver Fox)
- 銀キツネのことで、赤キツネの突然変異種。すべて養殖種。毛足は長く柔らかく、刺し毛はブルーブラックに銀色の房状の霜降り、綿毛は灰色、最高級品は銀色の色合いが強く、背にはっきりと黒いキャラクターがある。
- レッドフォックス(red Fox)
- 赤キツネとも呼ばれる、明るい赤黄色のキツネ。長く柔らかい毛を持ち、ふさふさとした尾の毛先は白い。南米を除く全体陸に分布するが、生息地によって品質に大きな差がある。
(資料提供=社団法人日本毛皮協会)
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