Learn - ファッションビジネス講座

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素材を学ぶ

《毛皮−3》

種類−刺し毛だけの構造のラム

2000/12/26

ラビット(rabbit)
ウサギ科の動物。チンチラに似た青灰色のチンチラウサギをはじめ、黒、茶、白などの色や柄によりそれぞれの呼称がある。毛足はやや短めで柔らかい。特殊なラビットとして、刺し毛が退化した綿毛だけのレッキス種や毛足の長いアンゴラ種がある。また刈り毛や染色されて使用されることも多い。南欧が原産だが、家畜化したものが世界各地で見られる。フランス名ラパンも一般的である。
ラム(lamb)
ウシ科の動物。子羊のこと。世界中で産出される多種多様のラムは毛皮としても多く用いられる。動物の毛皮は刺し毛と綿毛からなっているのが通常だが、ラムには綿毛はなく、刺し毛だけの構造になっている。品質、特色は生息地域や品種により大きく異なり、それぞれ数多くの呼称が存在する。毛皮として、人気の高い物には、カラクールラム、カルガンラム、チキアンラム、チベットラム、トスカーナラム、ベビーラムなどがある。またラムの毛に加工が加えられた物として、アメリカン・ブロードテール、ムートンラムなどのように独自の呼称が付けられた物もある。
カラクールラム(karakul Lamb)
カラクル種のラムの総称。ペルシャンラムあるいはアストラカンとも呼ばれる。カラクールラムはBukhara(ブハラはもと帝政ロシア領で、ロシア革命後はウズベク共和国の都市)で、十八世紀ごろから品種改良されていた羊の一種。現在は、ルーマニア、アフガニスタン、ナミビア、ロシアなどで飼育されている。南西アフリカ産の「スワカラ」、ロシア産の「ブハラ」などのように産地によって商標名が付けられている物もある。巻き毛の形状により様々な美しい斑紋(はんもん)が見られるのがカラクルラムの特色であり、その巻き毛の形状、毛足の長さなどによりタイプ別に分類される。特に毛足が短く軽量タイプの物は「ブロードテール」と呼ばれている。

(資料提供=社団法人日本毛皮協会)

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