素材を学ぶ《毛皮−4》
種類−用途広いムートン
2001/01/09
- スワカラ(SWAKARA)
- South West African Karakul Lambの略称で、カラクル種の子羊。南西アフリカで品種改良を繰り返して作り上げた高級な毛皮。天然の色には黒、茶、グレー、白、ブチ柄がある。
- ムートン(mouton)
- メリノ種、メリノ雑種の子羊を鞣(なめ)し、刈り毛・染色したもの。産地によってビーバーラム、ベロア・ラムとも呼ばれる。衣料品のほかに、敷物・寝具・小物など、さまざまな生活用品として用途は広い。また、皮面をスエード加工やナパ加工してダブルフェースにしても使われる。
- ベビーラム(baby-lamb)
- 一般的には生まれたばかりの子羊の総称。日本では、ニュージーランド産のロムニーマーシュ種、及びその雑種の子羊で、生後一週間のものを言う、黒、茶、グレー、白、ブチ柄がある。カールした毛を伸ばしたり、刈り毛して使うことも多い。
- セーブル(sable)
- イタチ科の動物。黒テンとも呼ばれる。シベリア、中国北部、北海道などに生息する。中でもバルグジン(バイカル湖東部)産の良質の種は養殖もされており、色や品質の良さでは定評がある。色は黒褐色から黄褐色まで様々だが、一般的に黒に近いものほど珍重される。やや長い毛足で非常に柔らかく、保温力に優れて光沢があり軽い。コートやストール、トリミングなど用途は広く、毛皮の中で最も高級とされる究極の素材。アメリカやカナダで産出されるマーテンは品質ではやや劣るもののセーブルに酷似しており、各々、アメリカンセーブル、カナディアンセーブルとも呼ばれている。
(資料提供=社団法人日本毛皮協会)
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