ビームス 設楽洋社長「問題は41年目の今年」 | 繊研plus

ビームス 設楽洋社長「問題は41年目の今年」

  • 2017年1月29日 9時51分更新

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 日本再発見をテーマにした「ビームスジャパン」のオープンから、過去40年のファッションの歴史を振り返るプロジェクトまで、昨年は創業40周年にちなんだ様々なイベントや仕掛けを打った。一連の取り組みは41年目以降に向けての種まきの意味があったという。

 

“ウチに求められているものをもっと売る”

 

■41年目は収穫の年に

――昨年は様々な周年企画を行った。

 協業商品や店頭イベントも増やしました。日本再発見を切り口に新宿のビームスジャパンをリニューアルし、ビームスが生まれてから40年間のファッションの歴史を振り返る「トーキョー・カルチャー・ストーリー」も仕掛けました。

 協業商品は例年以上に売れ、店もプロジェクトもファッション以外のメディアからも注目を集める結果となった。思惑通りのブランディングができました。問題は41年目の今年、これらの仕掛けをビジネスの果実としていかに刈り取っていくかです。

――周年の取り組みには物販と直接関係ないものもあった。

 トーキョー・カルチャー・ストーリーは、単純に40年分の社史じゃなく、ビームスを取り巻く東京のカルチャーの変遷、時代の変化を振り返り、その中でビームスが何をやったかを示したかった。即商売に効果がなくても5年、10年後に何らかの影響を持つと思う。

 ビームスジャパンもビームス=東京、あるいは日本という認知を作れたと思います。一連の取り組みは、ビームスが今後、何を目指していくのかをファッション以外の業界にも伝え、新たな取り組みを具体化していくステップです。

 今年は上期だけで海外5、6都市にジャパンのコンテンツを持って行き、ポップアップで紹介します。海外市場ではビームスで買いたいモノとしてメイド・イン・ジャパンへのニーズが高い。中国製の服ならほかで買うよ、ってことです。だったらウチに求められているものをもっと売る。

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