紀州繊、高野口パイル展ぷわぷわ10 | 繊研plus

紀州繊、高野口パイル展ぷわぷわ10

  • 2014年9月12日 17時04分更新

 紀州繊維工業協同組合は、10月6~8日、東京・ラフォーレ原宿のラフォーレミュージアムで「高野口パイルファブリック展ぷわぷわ10」を開く。3年ぶりに会場をラフォーレ原宿に移転、ハンガー見本のほか製品で見せるなど、工夫した展示方法で各社独自のパイル素材をアピールする。

 出展は青野パイル、井脇織物、オーヤパイル、岡田織物、杉村繊維工業、妙中パイル織物、中野メリヤス工業、中矢パイル、日本ハイパイル、野上織物、松岡織物、森井織物工場の12社。再織(シェニール織)やジャカード、ベルベットなど各社得意の素材を出展する。「高野口産地は企業ごとに得意素材や強みが違い競合することがない。協力しあい“パイルといえば高野口”を目指したい」(妙中清剛理事長)と語る。

杉村繊維工業の再織は、裏表同柄で柔らかい質感が特徴

杉村繊維工業の再織は、裏表同柄で柔らかい質感が特徴

 青野パイルは、36ゲージの高密度で毛足の短いジャージのパイル素材を出す。品質の安定性に加え、国内生産量の約半数を占める得意のジャカードベロアも売り込む。杉村繊維工業は、産地発展のきっかけとなった再織を出展。裏表同じ柄のソフトな風合いが特徴で、バッグやインテリア向けに提案する。

 妙中パイル織物は、細番手を使った繊細で軽く光沢に優れたコットンベルベットのほか、デニムのカイハラなどと共同開発した裏地がパイル、表地がデニムのデニムファーを推す。松岡織物は、軽くて柔らかいストレッチのコール天や、光沢感の強いレーヨンシールを出す。

妙中パイル織物 裏パイル・表デニムのデニムファー

妙中パイル織物 裏パイル・表デニムのデニムファー

 同組合の加盟社数は現在約60社と減少が続いてきたが、高品質の国内品の需要が増すなど、景況には「底打ち感が出てきた」という。7月には、和歌山県海南市の特産家庭用品協同組合を招き商談会を開いた。産地や業種間の協業で、インテリアや雑貨、資材など他分野への拡大も目指す。







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