双日ジーエムシー、米「ペンドルトン」を育成 | 繊研plus

双日ジーエムシー、米「ペンドルトン」を育成

  • 2017年1月10日 6時00分更新

ペンドルトンウエア

 双日ジーエムシーは米国のライフスタイルブランド「ペンドルトン」を「アドミラル」のフットウェアと並ぶ主力ブランドに育成する。同社は昨年、米国のペンドルトン・ウールン・ミルズから、日本市場におけるペンドルトンの独占輸入販売権およびマスターライセンス権を取得。17~18年秋冬から販売を開始するが、サブライセンシーの拡大も検討しており、10年後に60億円(小売りベース)の売り上げを目指す。

 ペンドルトンは、1863年、英国人の毛織物職人だったトーマス・ケイが米国オレゴン州に移住し、ネイティブ・アメリカン柄のブランケット製造を手掛けたことが起源。ブランケットが代表的なアイテムだが、バッグ、小物類、ウール生地使いのウェアなどを取り扱い、古き良きアメリカンスタイルのファッションブランドとして知られている。

 日本ではエイアンドエフが長年、輸入販売してきたが、今回、双日ジーエムシーがマスターライセンシーとしてライセンスビジネスに着手する。すでにウェアは美濃屋、バッグ・アクセサリーはスタンレーインターナショナルがサブライセンシーとしてペンドルトンを取り扱うことが決定している。ライセンス展開にあたっては、インポート品とイメージを統一させながら、セレクトショップ販路へ投入する考えだ。12月15、16日には都内でローンチイベントを開催し、商品をお披露目した。美濃屋のウェアはウール使いのシャツが中心で、インポートの2万円前後に対して数千円低い設定となる模様。スタンレーインターナショナルの商品では、トートバッグやバックパックがキーアイテムとなる。

 ペンドルトンの日本での主要購買層は40~50代だが、ライセンス事業に着手することで、30代前後の顧客を開拓する。一方、インポート品の販売については、セレクトショップ販路に強みを持つエイアンドエフが引き続き担う形となる。

 双日ジーエムシーは双日の100%子会社で、アドミラルのフットウェアを主力とするブランド事業やユニフォーム、寝装品の企画、販売を手がけている。ブランド事業については、自ら商標権を取得するなど、自社で完結するケースが多かったが、「マスターライセンシーとしてサブライセンシーとともにブランドを拡大するのは新たなチャレンジで楽しみ」(羽鳥直人社長)としている。当面はウェア、バッグ、アクセサリーで基盤を固めるが、フットウェアやインテリアなどカテゴリーの拡大も視野に入れている。

ペンドルトンウエア

ウェアの販路はセレクトショップを主に想定している







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