ストライプインター、売上高1400億円超目指す | 繊研plus

ストライプインター、売上高1400億円超目指す

  • 2017年2月15日 6時41分更新

好調な「メゾン・ド・フルール」は販路を広げる(ルミネ新宿店)

好調な「メゾン・ド・フルール」は販路を広げる(ルミネ新宿店)

 ストライプインターナショナルは今期(18年1月期)、グループ売上高1400億円超を計画する。ストライプ単体で103、グループ会社のキャンで60の国内出店を予定するほか、サービス拡充を進めているEC関連でも高い成長を目指す。

 1400億円超のうち、ストライプ単体で990億円、国内グループ会社390億円、海外グループ会社50億円を計画。主なブランドの出店数は、「グリーンパークス」40、「アースミュージック&エコロジー」20、「アメリカンホリック」19、「メゾン・ド・フルール」8、キャンの「サマンサモスモス」関連35、「テチチ」関連25。昨年グループ会社化したアルファベットパステルは5店を予定する。

 16年春デビューのアメリカンホリックは、SCのテナント不足も背景に「出店の引き合いが非常に多く」(石川康晴社長)、初年度に38店を出店。企画や価格設定など商品政策に手応えを得ている。新セレクト店「ガレージオブグッドクロージング」は、1号店を28日にルミネ新宿ルミネ1の3階に出す。

 グローバル戦略ブランド「コエ」は、東京・渋谷のグローバル旗艦店出店準備に力を注ぐ。自由が丘店で生活雑貨が順調なことから、今後は既存店もアパレル中心の店から、ライフスタイル型へ見え方を変えていく。

 海外出店は、社内外の50以上の日本ブランドを扱う大型セレクト店「アースミュージック&エコロジー・トウキョウ」の1号店を上海に、約1000平方㍍の規模で9月に開く予定だ。

 EC関連事業はグループで前期比41%増収を見込む。昨年、子供服ECのスマービーもグループ会社化しており、中長期的に「全世代に向けた総合ファッションECプラットフォームの確立」を目指す。一方で、ネットのクリーニング事業はサービス浸透に時間がかかるとして終了し、ECでの新品・中古品の販売やレンタルなどの事業に集中する。

 前期のグループ売上高は1200億円超の見通し(前々期は1257億円)。16年にトムブラウンの国内店舗の運営などを行っていたトムブラウン事業部をトムブラウンジャパンとして分社化し、トムブラウンニューヨークの100%子会社になったことの影響も含む。なお、トムブラウンニューヨークへの出資は継続している。グリーンパークスやメゾン・ド・フルール、キャンのブランドなどは好調だった。M&A(企業の合併・買収)など将来への投資を積極化した一方、既存事業の成長には課題も残る。

 アースは既存店が伸び悩んでおり、今後、都心部の店舗はマーケティングを見直す必要があるとする。若くて甘いイメージが強いが、エイジレスを意識した販促や商品企画で客数につなげたいという。きめ細かいMDを目指すプロジェクトも立ち上げた。各商品の販売計画のスピーディーな検証・修正を徹底し、2月から成果が出始めている。

 現在も進行中のM&Aの案件が1件あり、上場は今期後半の見通し。上場前のため直近の利益には言及しなかったが、「来期は最高益を予定している」という。

好調な「メゾン・ド・フルール」は販路を広げる(ルミネ新宿店)







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