危険なリーダー | 繊研plus

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危険なリーダー

  • 藤永幸一
  • 2016年12月16日更新

女性のお客様が対象で、現場も女性スタッフが多い女性ブランドアパレル。本部は、ほとんど男性が仕切っています。で、売上が厳しい状況が続くと、「計数意識が低い!」といって計画管理を推し進めて、「自分で数字をコントロールできる店長になってほしい」などと聞こえのいいことを言います。

でも、「数字を好きになる教育」はなくて、ただ予算管理のみ。つまりデータ分析と結果追求。それで数字があがるならば、同じ会社のいろいろなブランドが、すべて同じような成績を上げられるはず。でも現実は違います。

ブランドのポジション、マーケティング、チーム能力など総合的に分析がされていて、何より予算が適正化されれば、もっと成果は目に見えるはずですが、そこまで徹底している会社は見たことがありません。

これはブランド内でもおなじこと。

同じ商品で、店ごとに大きな差が生まれます。店舗環境、チームの体力などが違うのが大きな理由。そして、不振店舗の「計数意識」が低く見えるのは、「達成感」の味わえない「数字」に関心がないからです。計数意識が低いから売上が悪いわけではありません。

もちろん、計数に関する知識を学んでいないのも事実でしょう。じゃ、好調店が知識を学んでいるかと言えば、同じようなレベル。

とにかく売上一覧を眺めて、「管理マネジメント」をまくしたてるリーダーが出てきたら、危険な兆候!現場が見えていない!で、現場の本当の管理である売場つくりの基本が乱れていく!そういう店舗が増えています!

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藤永幸一
藤永幸一 20年のアパレル体験で痛感したこと=仕事の悩みは、本当のところ、「人間関係」。2000年に、「レックス」を設立。「仕事を楽しむスキル」を学んで、「元気な現場」をつくるサポートをスタート。自分が「楽しい!」と感じれば、相手にも好感度が伝わる!大手アパレルとの長いお付き合いで、スキルは常にバージョンアップ中!






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