繊研新聞 ファッション用語解説



【アルファベット】

[F-H]

FA
 ファッション・アドバイザー。ブティックなどの販売員のこと。(ファッションビジネスガイド2000) -- [一覧]
FBAコラボレーション取引
 日本百貨店協会と日本アパレル産業協会のFBA(ファッション・ビジネス・アーキテクチャー)委員会が提案した取引改革のための新しいビジネスモデル。百貨店とアパレル双方が消化率、納品率を約束し、信頼関係に基づく協働活動を行うことなどを基本とするが、難易度はかなり高い。両協会はその実行に向けてFBA委員会を改編し、コラボレーション取引推進協議会を新設した。(2002/01/15) -- [一覧]
FIT
 Fashion Institute of Technology = ニューヨークファッション工科大学。ニューヨーク大学傘下でファッション産業の専門職の養成を行っている。<http://www.fitnyc.suny.edu/ (2001/01/15) -- [一覧]
FOB(Free on Board)
 貿易条件の一つで「フリー・オン・ボード(本船渡し)」の意味。発注した商品を、買い手が手配した船に積み込むまでの費用やリスクを売り手が負担し、所有権が積み込みと同時に買い手に移転する。FOB価格はその条件の買い付け価格で、繊維製品でも一般的に用いられる。(2001/03/14) -- [一覧]
FOBとCIF
 どちらも輸出入にかかわる貿易の取引条件の一つで、いずれも最も多く利用されている。FOB(free on board)は、本船渡しのこと。売り手は契約した貨物を指定された船積み港で、買い主が手配した船舶(本船)に積み込めば引き渡しの義務が完了する。FOB条件の場合、積み込むまでのコストとリスクは売り手の負担と責任だが、船の手配や運賃、保険料、また航海中の危険負担は買い主が負う。貨物の値段に、本船への積み込みにかかった費用を加えたものをFOB価格と称して一般に使われる。これに対してCIF(cost insurance and freight)は、運賃・保険料込み価格のことをいう。この場合の契約価格はFOB価格に仕向け港までの運賃と保険料を加えた価格で決められる。売り主が船舶を手配して輸出貨物を船積みし、運賃も払い、海上保険をかけることになる。ただ最終リスクは基本的に買い手にあり、売り主は買い主の便宜のために船舶と保険の手配を行う。(1998/10/6) -- [一覧]
GMS
 GMS(General Merchandise Store) 衣・食・住関連を中心に幅広い商品を扱う総合小売業の業態。チェーンオペレーションによって多店舗展開を行っていることや、自社で開発したオリジナル商品の比率が高いことが特徴とされ、イトーヨーカ堂やイオングループなどが代表とされる。(2007/10/25) -- [一覧]
 ゼネラルマーチャンダイズストア。衣食住にわたって総合的に品ぞろえをした大型店。一九五〇年代の大量生産・販売を背景に生まれた業態で、セルフ販売とチェーンオペレーションを基本に据えたスーパーマーケットから発展した。当時は業態革新の旗手といわれたが、総花的な品ぞろえで今日では魅力を失いつつある。(2001/03/14) -- [一覧]
 ゼネラル・マーチャンダイジング・ストアの略称で、総合小売業の意味。チェーンストア運営を基本とし、衣食住全般の商品を販売する。衣料品をソフト(ファッション)ライン、食品をフーズライン、住居関連商品をハードラインと呼ぶケースが多い。(1999/04/19,新入社員講座・量販店) -- [一覧]
GNP/GDP
 かつて私たちはGNP(国民総生産)の額で国の成長ぶりを見るよう教えられたが、最近はGDP(国内総生産)を指数に使うことが多い。どう違うのか。GNPは、一定期間(たとえば一年)に「ある国の人(たとえば日本人)」が生産した価値総額をいう。生産地(国、地域)を問わない。これに対し、GDPは「ある国(日本)」で生産した価値総額。生産した人の国籍は問わない。国別の動向には後者が使われるようになった。さて、これを合繊に当てはめるとどうなるか。帝人のポリエステル生産(能力)は国内二十数万トン、海外四十万トンで、GNPの表現の方がGDPよりも倍近く大きい。しかも国際化(提携や合併)の推進で年内に海外生産が四十万トン近くも増え、その差はぐんと広がる。東レもセハンと提携するなど同様である。日本の合繊は、GNPで見ないと実態を表さなくなる。(1999/08/24) -- [一覧]

無断転載を禁じます。

繊研新聞社 SENKEN SHIMBUN Co., Ltd. © 1948-2008.