繊研新聞 ファッション用語解説
【アルファベット】
[T-Z]
- TCショップ
- Talent Shop の略でタレントの個性を反映させた商品を売る店。(ファッションビジネスガイド2000) -- [一覧]
- TMO
- 「タウンマネジメント機関」の略称。市町村の行政機関と商工会議所や商店街などが、中心市街地の活性化をねらいとして設立した。それぞれの立場を乗り越え、お互いが知恵と力を出し合って魅力ある街作りを推進するための機関である。これまで個々ばらばらだった商店主が魅力ある街作りという一点で集結し、行政からの公的資金などの経済的な支援策をとりつけるといったメリットが大きい。中心市街地活性化法ともあいまって、今や全国各地に広がっている。昨年末までに、これらのTMO構想(中小小売商業高度化事業構想)が認められた市町村は、岩手県遠野市の遠野駅南口、佐賀市佐賀駅周辺、長浜市長浜駅東側、福山市駅周辺など三十ある。そのうち認定団体と認められているのは、川越商工会議所など商工会議所と商工会が十六カ所、津山街づくりなど株式会社が十三カ所、葛飾区地域振興協会のような財団法人が一カ所となっている。(2000/03/14) -- [一覧]
- TMO構想
- タウン・マネジメント・オーガニゼーションの略。昨年成立した「中心市街地活性化法」の大きなねらいのひとつで、商工会議所や商店街、市町村などが一緒になって「街づくり」プランを考えようというもの。存亡の危機にある中心市街地や商店街に魅力をもたせ、集客力を高めるための様々な助成制度が利用できるようになっている。メニューには(1)アーケードの整備やチャレンジショップ制度などの商店街の基盤強化(2)歴史的建造物の再生支援(3)駐車場の共同利用・整備(4)居住環境の整備(5)公園・通路の整備――などがあり、TMOの主体がこれらの中から選択する。中心市街地が衰退している最大の要因が、郊外型大型店の大量出店にあるというのは確か。TMOでは「顔」のある街づくりによって、郊外型大型店から客を奪い返すことをめざす。(1999/09/28) -- [一覧]
- TSG(Textile Safe Gurad)
- 繊維セーフガード(TSG)措置は、WTO(世界貿易機関)繊維協定で二〇〇四年まで経過的に認められている措置。輸入の増大により国内産業に重大な損害の恐れなどがある、と判断された場合に発動される。発動された場合は、その対象品目の輸入量が一年目は前年並み、二、三年目は六%を上回らない伸びに抑えられる。2001年2月現在、タオルで発動の要請が提出されており、政府は発動のための調査をするかどうかを検討している。(2001/03/14) -- [一覧]
- VMD(Visual MerchanDising)
- 視覚的表現を第一に考えたマーチャンダイジング活動のこと。商品展開の特徴を店頭で、魅力的に分かりやすく伝えるために行う。商品数が多く、トレンドの変化が速いファッションビジネスでは、他業界より重要度が高い。日本VMD協会では「マーチャンダイジングの視覚化である。流通の場で商品をはじめ、すべての視覚的要素を演出し、管理する活動である」と定義している。(2001/03/14) -- [一覧]
- VMI
- VMIは「Vendor Managed Inventory」の略で、メーカー主導型在庫管理のこと。納入業者と小売業があらかじめ店頭在庫の数量をSKU(在庫管理の最小単位)単位で決めておき、商品が売れるたびにバーコードデータを読み込んで一日単位などで売り上げデータを小売業から納入業者にオンラインで送る。納入業者はそれをもとに、事前に決めた店頭在庫の不足分を算出してピッキング(出荷)リストを作り、納品する。定番品のサイズ切れによる販売機会ロスをなくすのに効果がある。また棚卸し発注の手間や、発注伝票に承認印をもらう手間が省ける。エラーが減り、精度が上がれば、小売店は入荷時の検品をなくすこともできる。百貨店独自の値札を付けるのをやめ、バーコード値札だけにしているケースもある。VMIを進める上では、小売り側が売り上げデータを出すことを渋ったり、過剰納品をおそれて自動補充を敬遠することなどが障害となる。(1997/3/26) -- [一覧]
- VP加工
- 着用後も洗濯後もしわにならず、防縮性に優れるという形態安定加工の一種。生地を縫製して製品にした後に、ホルマリンを主体としたガスを吹き付けて繊維の分子どうしを結びつける。そのほか形態安定加工には、生地に樹脂加工を施すプレキュア法、液体アンモニア処理した生地に樹脂加工剤を施し、縫製した後に加熱処理するポストキュア法がある。(2001/01/29) -- [一覧]
- 世界貿易機関(WTO)
- ガット(関税貿易一般協定)・ウルグアイ・ラウンドの終結とともに、新しい国連の関係機関のひとつとして、一九九五年一月に設立された。初の国際貿易機関として、世界貿易の自由化に向けてルールを作り、金融や財政政策との整合性を進めていくことになっている。NAFTA(北米自由貿易協定)やEU(欧州連合)など世界的に地域主義、保護主義が台頭する中で、グローバルな貿易進展の枠組みが設けられる意義は大きい。WTOの場では投資や環境、開発、労働基準、貿易制裁、競争政策、金融・通貨政策など十項目のテーマが討議される。当面、九七年末までにサービス面での自由化交渉を終える予定で、加盟問題では中国をいつどんな条件下で認めるかが最大の焦点である。(1997/4/22) -- [一覧]
- WFF
- 大阪・神戸で開催される「ワールド・ファッション・フェア」の略。(ファッションビジネスガイド2000) -- [一覧]
無断転載を禁じます。
繊研新聞社 SENKEN SHIMBUN Co., Ltd. © 1948-2008.